Owlyです。
今回は自分のネタ以前に偶然の出会いがあり、そちらを先に話しました。
前夜に読み終わった”Mr. Lemoncello's Library Olympic"に、ms.mikanが紹介してくれたDr. Suessの”LORAX"が出ていたのです。その時はDr.Suessのそんな本、見たことないなぁと気になりました。
それがまさか翌日、自分で探す以前に、目の前にその本が現れるとは!
Mr.Lemoncello's Libraryのシリーズの二作目です。
一作目目は”Escape from Mr. Lemoncello's Library"
図書館を舞台にクイズや謎解きが散りばめられたストーリーで、Mr.Lemoncelloのセリフにも、とにかく作中にお馴染みの書名がたくさん出てきます。
巻末にはそのタイトルのリストもあって、児童書ファンにはこれだけで立派な読書の手引きになりそうです。「その本知ってる!ふふふ」と思いながら読むのが楽しいシリーズです。
更にあと2冊出ているようなので、こちらも気になります。
自分のネタとしては、こちらの絵本を紹介。
”Hello Lighthouse" by Sophie Blackall
2019年のコルデコット賞受賞作です。
主役の灯台に合わせた縦長の版がユニークです。
島とも言えない岩の上に立つ灯台と、そこで働く灯台守の生活が描かれています。時の移ろいと共に灯台も自動化され、灯台守も灯台を去ることになります。
作者はカナダのニューファンドランド島の北側にある灯台にインスピレーションを受けたそうです。氷に閉ざされた海のシーンが美しく、波の描写に浮世絵的なところもあります。
灯台守の生活のシーンは上から見下ろしたような円の中に描かれているのも面白いです。それに関してはこんな動画もありました。(Kippaさんに感謝!)
https://vimeo.com/260460407
ついでに灯台が舞台になった小説や映画で、印象に残っているものを紹介。
"The Light Between Oceans"
ものすごくドラマチックです。
残念ながら翻訳でしか読んでいませんが、見たらkindle版が200円!むむむ。
小説をベースにした2016年の映画がこちら。
絶海の孤島の灯台のシーンには思わず息を飲みます。
そしてこちらは少し前のフランス映画、『灯台守の恋』フランスのブルターニュにある灯台が舞台です。
You Tubeのリンクがうまく貼れませんが、予告編には、Hello Lighthouseにも出てきた荷物ばかりではなく人もウィンチで引き揚げるシーンがちらっと見えてます。
是非『灯台守の恋』で検索して見てください。