「NPO多言語多読」の会員募集について!

NPO多言語多読からのお知らせです。特別セミナーの報告もここから見ることができます。

「NPO多言語多読」の会員募集について!

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2012年7月17日(火) 00:56

少なからぬ数のみなさんが、
「NPO多言語多読の発足記念大会では会員募集のことが触れられているのに、
多読村では会員募集が始まっていない。どうなっているんだろう?」
と心配していることでしょう。

申し訳けないです。いろいろ考えるべき問題があるためですが、それはそれとして、
ここで、手短にお知らせできることを投稿しておきます。

「NPO多言語多読」の定款(*1)には、正会員、準会員、賛助会員の区別があり、
その内容は次のようになっています。
(*1) http://www.nihongo-yomu.jp/images/stori ... teikan.pdf にあります。

  (現在このページはNPO日本語多読研究会のサイトにありますが、
   「NPO多言語多読」のサイトとして改装中です。少しずつ改まっていきます!)

また、現在制作中の「NPO多言語多読」サイト、トップページには「ビジョン」という項目があり、これは現行案では次のようになっています。(ただいま修正検討中!)

ビジョン
 「NPO多言語多読」は、外国語を身につけたい人やそれを支援する人たちに、
 「多読」という言語の新しい身につけ方を提案し、応援します。

「多読」とは?――外国語をごくやさしいものから楽しみながらどんどん読んでいくことです。やさしいから楽しく読める、楽しいからもっと読む、を続けることで言葉が体に染みこみます。
外国語は、本来、わくわくどきどきがつまった冒険です。辞書や文法、問題集を放り出し、好奇心を片手に未知の国へ旅立ちましょう。多読は、それを助ける言語獲得法なのです。

 いま、この「多読」によって、英語が不得意で嫌いだった人がたくさん、英語の本やDVDで泣いたり笑ったりすることができるようになっています。日本語でも、多読のための読みもの作りが少しずつ進んで、海外で日本語多読を楽しむ人が増えつつあります。

そ こで、これらの成果を踏まえ、多読から多読的スピーキングや多読的ライティングへと発展するために、私たちは日本語多読研究会から多言語多読と名称を変 え、再スタートすることになりました。TADOKU Supportersとして、すべての外国語獲得に多読の輪を広げていくのが目標です。

さあ、私たちと一緒に外国語の冒険に出かけてみませんか?



また、上のリンク先にある定款の最後に記載されている会費は日本語多読学会設立当初のもので、
「NPO多言語多読」設立後の会費は次のようになっています。

◆ 正会員(活動の趣旨に賛同し、資金面・運営面でご協力いただける方。総会に出て議決権を行使することができます。)

(個人) 入会金 3,000円  年会費 12,000円

◆ 準会員(活動の趣旨に賛同し、事業に参加して下さる方。議決権はありません)

(個人) 入会金  0円  年会費 6000円

◆ 賛助会員(活動の趣旨に賛同し、主に資金面でご協力いただける方。議決権はありません)

(個人) 入会金  0円  年会費 1口 3,000円(1口以上)
(団体) 入会金  0円  年会費 1口 3,000円( 5口以上)

*年会費の有効期限は毎年3月31日までです。
*年度途中退会の場合、年会費はご返却いたしかねますので、あらかじめご了承ください。

ここまでを読んで、「よし、会員になろう」という人はどうぞ申し込みをお願いします。
うれしいです!

けれども会員になってください、とお願いするにはもっとくわしい説明が必要です。
もっとわかりやすく、会員になるとさきほどの活動目標に向かってどんなことができるか、また、どんないいことがあるのか、そして準会員はどう、賛助会員はどう、とお知らせしなければなりませんが、ところが事務所が決まったのが4月の末で、多言語に広げた多読ができるNPOになったのが6月半ば。蔵書の整理は現在ほぼ終了するところという経過なので、具体的にどんな事業をどうやるか
(たとえば事務所で多読講座を週何回、何曜日)などはまだ検討中の段階です。

検討中を前提に、正会員と、準会員、賛助会員の違いの大きなところをお知らせします。

* 正会員
総会などを通して 「NPO多言語多読」の運営全体に関わったり、いろいろな活動を企画したり、 
実際の活動に率先して参加できます。

 「多読はいいぞ、だから広めたい」という気持ちをお持ちの方、
 「この愉しみをたくさんの人に味わってもらうには、こうするといい、ああするといい」
 という提案を持っている方は、ぜひすぐにも正会員になってください。
 一緒に冒険に乗り出しましょう。

 東京の近くにいないので、残念ながら総会や事業企画には参加できないという人も、
 Skype会議や、フォーラムへの投稿などを通して参加することができます。
 また、応援だけで何もできない、でも、正会員として見守りたいという人も大歓迎!

* 準会員
 「NPO多言語多読」全体の運営や活動の企画には関われないけれども、
 提案された活動には関心があって手を貸したいという人は準会員になってください。

* 賛助会員
 時間や労力による貢献はできないけれど、資金面で「NPO多言語多読」を支えたいという人は 
一口3000円から、援助をお願いします。

NPO多言語多読は、会員の方たちと一緒に活動をしていきます。
会員に支えられてこそ種々の活動が実現します。
具体的には決まっていませんが、会員には、「NPO多言語多読」が開く多読講座や、
多読支援を割引で受けられる、「NPO多言語多読」が出版に関わった本を割引で購入できるなど、
特典も提案していきます。
これまでさかいが支援していた活動は、基本的に「NPO多言語多読」の事業として続けていくことになると思います(しかし、事業については理事会や総会を経て決まるので明言はできません)。有料になるものがありますが、これはNPOの運営や活動資金にします。
なお、NPOは利益を上げてそれを会員の間で分配することはできません。
利益は活動のためにのみ使えます。

今年度はNPO多言語多読発足前に既に、日本語多読図書制作や多読セミナー、多読講座などの事業計画が決まっていますが、来年度以降は新たな会員のみなさんと一緒にさまざまなアイデアを出し合って、多読支援を展開していきたいと思います。

最後に「NPO多言語多読」の活動の趣旨を理解していただくために、
英文名称として登録した「TADOKU Supporters」 の意味を簡単に説明して、
正会員と準会員、賛助会員に期待されている役割を理解していただきたいと思います。

TADOKU Supporters の意味はつまり、 だれもが実践者、だれもが支援者 ということです。
わたしは多読普及のごくはじめから、多読を1日でもやった人は、まだ始めていない人に助言できる、3日間やった人は1日やった人に助言できると言ってきました。
みなさんは、フォーラムや掲示板やtwitterやSkypeで、さまざまな人がお互いに助言し合ったり、情報交換していることをご存じでしょう。「NPO多言語多読」はそのお互いに助言し合う関係を形にしたようなものです。ぜひ参加して、多読・tadokuについて互いに支え合う楽しさ、充実感、達成感を味わってください。

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登録日時: 2010年12月13日(月) 23:19
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