多読村開村からまもなく2年が経ちます。
このところ少しずつ村の目指す方向が見えてきたと思います。
その一つの方向は「学ぶ より 使う」です。「使う」一つの方法は翻訳です。
みなさんが吸収した外国語を翻訳に活かしてみませんか?
その過程であなたの外国語はさらに磨かれるはずです。
で、これからできる「コンニャク職人の切磋琢磨」フォーラムについてお話しします。
このフォーラムは英文和訳を越えた質の良いコンニャク作りを目指します。
4月ごろにはこのフォーラムのサブフォーラムは3つになるはずですが、
きょうはそのうち一つについて参加を呼びかけ、
別の投稿でほかの二つについて参加準備を呼びかけます。
なお、参加には多少の条件があります。それは最後に書きます。
すぐに参加してほしいサブフォーラムは「さかいのコンニャクを味見する」フォーラムです。
このフォーラムではさかい@tadoku.orgが翻訳の仕上げに入っている
44 Letters from the Liquid Modern World by Zygmunt Bauman
の草稿を見てもらいます。これから矢継ぎ早に5章ずつ添付しますから、
それを読んで厳しく注文をつけて下さい。厳しければ厳しいほど喜びます。
その辺がさすが職人ですね!
「さかいのコンニャクを味見する」に登録してほしい人は2種類です。
一つは翻訳を職業にしたい、あるいはかなり真剣な楽しみにしたい人。
もう一つは、味見して厳しい注文を言える人です。
厳しい注文には二つあると思います。
一つは日本語について、もう一つは翻訳の事実関係の誤りについて、です。
どちらの味見係も募集します。
翻訳家を目指す人は上の本を買って下さい。
そしてさかい@tadoku.orgがどう訳しているかをつぶさに点検して、
突っ込みを入れて下さい。そこから侃々諤々の議論が始まって、
わたしの腕も、みなさんの腕も上がっていくことでしょう。
突っ込み係の人は原文はどうでもよいので、わたしの翻訳だけを読んで、
いくらでも突っ込みを入れて下さい。
日本語そのものについて、あるいは原書の分野に関する事実について、ですね。
もちろん両方を兼ねて下さっても結構です。
なお、著作権や版権が関わるので、「切磋琢磨」はクローズド・フォーラム グループメンバー限定フォーラムにします。
多読村フォーラムに登録しているだけではフォーラムの存在は見えません。
クローズド・フォーラム グループメンバー限定フォーラムに登録していないとみることができないので、
このフォーラムの進捗状況はわたしあるいはグループ・リーダーから折々に
「みんなの広場/みんなでおしゃべり」で報告します。
当面わたしがメールや掲示板やフォーラムやオフ会で
「面識のある人」だけに登録してもらいます。
わたしは記憶力はありませんが、記憶は歳相応にたっぷり持っていて、
村の掲示板はおろかSSSの掲示板やはるか昔のオフ会で会った人も覚えています。
長い間連絡を取っていないからといって、遠慮なさらずに登録希望を出してください。
(陽だまりさん、おみなえしさん、おからさん、あなたがたのことです!)
希望のメールは infoあとまあくtadoku.org に送って下さい。
では「切磋琢磨」の参加準備について、次の投稿をご覧ください。