はじめまして、カエデです。

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はじめまして、カエデです。

投稿記事by カエデ » 2013年12月14日(土) 23:52

はじめまして、カエデと申します。
夏頃から多読フォーラムをちょくちょく覗いていました。
多読的観賞100時間と、CHUCK最終話視聴完了の記念に書き込んでみることにしました。

実は酒井先生の著書を初めて読んだのは10年近く前になります。
それから、多読といわゆる英語学習の間を行ったり来たりしてきました。
多読が続かなかった原因は、GRが苦手だったこと、語数を数えるのがめんどくさかったからです。
そのため、これまで何語ぐらい読んできたのかはわかりません。

一方で、英語を勉強することにも限界を感じていました。
それほど真面目に勉強してきたわけでもないのですが、あるとき、英語を使うことが、暗号解読になってしまっていることに気がつきました。
英語を聞いて、そのまま感情を理解することができなくなっていたんです。
しかし、好きなもの、面白いものに触れ続けることで、抜け出すことができました。

話したいことがたくさんあります。何回かに分けて書き込んでいこうと思います。
みなさま、よろしくお願いいたします。

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カエデ
 
記事: 16
登録日時: 2013年12月14日(土) 23:13

Re: はじめまして、カエデです。

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2013年12月15日(日) 21:17

カエデさん、ようこそ!

10年も前に、読んでくださっていたとは!
フォーラムに参加してくださって、うれしいです。

はじめまして を読んで、いろいろ聞きたいことがありますが、
とりあえず、報告を楽しみにします。

きっとたくさん仲間ができます。カエデさんは
それを、楽しみに!

Happy reading!

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さかい@tadoku.org
 
記事: 4083
登録日時: 2010年12月13日(月) 23:19
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Re: はじめまして、カエデです。

投稿記事by カエデ » 2013年12月16日(月) 22:26

酒井先生、返信ありがとうございます!
ぜひいろいろ質問してください。きっと私にとっても新しい発見があるんじゃないかと思います。

まずは、多読的観賞について書いてみます。
というのも、はやく書いてしまわないと、この100時間の間に何が起こったのか、何を感じていたのか、忘れてしまいそうだからです。



英語音声、英語字幕なしでドラマを見始めたのは、八月の終わりのことでした。
この時点では英語のみで映画やドラマを見た場合、あまり感情移入できない状態でした。
遠いところから眺めてるような感じで、日本語で見ているときとは明らかに違っていました。

リスニングは、教科書やリスニングテストのようなもの、はほとんど理解することができていました。ゆっくり話してくれているネイティブとなら会話するのもなんとかなります。
しかし、ドラマや、ネイティブが普通に話している会話は本当に英語なんだろうかと思うぐらい聞き取れませんでした。

観た作品は主に、Whitecollar(season1から4)、CHUCK(season1から5)の二つです。
whitecollarは詐欺師の主人公が自分を捕まえた捜査官と組み、FBIのコンサルタントをするという話で、友人に面白いよと勧められことが観るきっかけでした。
特にシーズン3がすごくいいよ、ということでだったので、シーズン1,2はあらすじがある程度分かればいいか、という感じで始めました。
一話目を観てみたところ、面白くてはまりました。
台詞はさっぱりわからなくても、映像や表情でストーリーは追えたので、続きもどんどんみました。
話の細かいところはよくわからなくても、主人公のニールが格好いい、というのもあって見続けていた感じです。
途中で話が分からなくなることも何度かありましたが、最後までみれば何が起こったのかは大体把握できました。

15時間ぐらい観たころ(シーズン2の初めごろ)には、音にとっかかりができたように感じました。
また、ニールが危ない目に遭いそうなときにドキドキするようになり、それに気がついて驚いたのもその頃です。
シーズン2の最後では、ニールが怒っていることがとても重く感じました。
シーズン3はとにかく面白く、耳も慣れてきたのか、聞き取れる台詞も増えていきました。

30時間ぐらい(シーズン4)になると、話していることもかなり分かるように感じました。
が、後戻りしている気がする、ということも何度かありました。
このあたりから、ドラマを英語で、字幕無しでみても理解できる、という感動が薄れてきました。
ある程度聞き取れるというのが普通になり、理解できないシーンがあるとイライラすることもありました。

レンタルできるところまでwhitecollarを見終わってしまったので、次のドラマを探しました。
Suitsを見てみたんですが、ストーリーが理解できないというわけではないものの、もうちょっと何を言っているのかわかるようになってからのほうが面白いのではないか、ということで6話ぐらいで中断し、次に見始めたのがCHUCKでした。

この時点(およそ40時間)で、四月には英語で見てからもう一度日本語で見ていたアニメ、Riders of Berkが、英語でみてももう一度見返したいとは思わなくなっていました。

CHUCKはwhitecollarよりも聞き取れないなと思いながらも、ラスト10分になると話が動くのに安心して、惰性で観ていたところ、シーズン1の終わりがけから急に面白く感じるようになりました。
実際あんまり聞き取れていなかったようで、感想サイトを見ると、こうだったんだ、という部分もありましたが、それでも話についていくということについては問題ありませんでした。
聞き取れないとイライラするというのはこのころにもありました。

60時間ぐらいの頃、運転しながら適当にシャドウイングしていたところ、呟いた言葉が突然理解できてびっくりしました。その日観た話の台詞はとてもよく聞き取れました。
どれだけ聞き取れた気がするか、は今でもそうですが、日によって差があります。どうもある程度聞き取れるようになると、それが普通になり、分からないところが目立つようになるようです。
ドラマをみて笑ったり、悲しくなったりということは普通になり、80時間ぐらいのときには途中で泣いたりもしました。
シーズン5最終話を見終わってから、1話を見返すと最初よりくっきり聞き取れているのが実感できました。



字幕なしでのドラマ観賞を始めるにあたって、カナダのお母さんや、Katobushiさんの様子などがとても参考になりました。
聞き取ろうとしないというのは、ドラマを楽しむためにすごく大事だな、と思いました。

ここまでやってみたところ、私にとって多読的観賞はリスニングの力を上げるという意味でも効率的です。
字幕なしで観るようになる前、同じ映画を何度も観るというのも試したことがあります。
How to train your dragonを30回くらい繰り返し観賞し、確かにそれについては聞き取れるようになりましたが、別のものを観ると前とあまりかわっていませんでした。
同じキャラクターが出ているRiders of berk ですらあまり聞き取れなかったのは結構ショックでした。
別のドラマなり、映画なりを数十回ずつ三本ぐらい(合計時間が同じになるくらい)見たとしても、今ほど聞き取れるようになっているとは思えません。

また、繰り返し見るのは、相当好きな作品でなければ途中で嫌になってしまいます。好きな作品を勉強に使うことで嫌いになってしまうかもしれないという不安もありました。
それを思うと、単に字幕なしで観賞するだけなら、何回も見られるかということは全く気にせずにいられるので気楽です。

そして、期待していたよりもはやく、英語を感情のこもった言葉として受け止められるようになりました。
とりあえず多読的観賞についてはこんな感じです。

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カエデ
 
記事: 16
登録日時: 2013年12月14日(土) 23:13

カエデさん、ありがとう!

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2013年12月17日(火) 14:45

多読的観賞つまり「字幕なし多観」についてはいままでいろいろ報告がありましたが、
カエデさんのこの報告は、100時間の間の変化を細かく見ている点が貴重です。 :applause:
ありがとうございます。

この報告をそっくりそのまま、「字幕なし多観100時間報告」という件名にして、

http://forum.tadoku.org/viewtopic.php?f=10&t=2039

に投稿していただけませんか?
そのあとでわたしも返信していろいろ質問します。
よろしくお願いします!

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