tadoku的Philosophy

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tadoku的Philosophy

投稿記事by kiwi » 2013年2月20日(水) 10:30

酒井せんせい、こんにちは。
先日、「だれでも多読武蔵野・三鷹」で指切りして以来、先延ばしにしていた報告をやっとします。
フォーラム初投稿かも・・・

私が今とっている、インターネット大学CourseraのPhilosophy入門の講座には、いろんな哲学者の格言が引用されます。
私の英語力のせいもあって早くもドロップアウト気味ですが、
英語力うんぬんではなく、俯瞰的に英文をとらえる力がtadokuで培われる事例かなと思うことを一つ。

Often the worst thing to do with what looks like a real philosophical question is to answer it.
It can get in the way of fuller understanding of what the problem really is and where it comes from."
Barry Stroud

この文章がぱっとわからくて、行きつ戻りつ考えていたら、横からのぞいた中1の娘が、
「哲学は答えることが大事なんじゃなくて、答えを出すまでが大事なんだ。」
というようなことを言いました。

単語の意味や文章の構造に振り回されるず、この哲学者が何を言いたいかを感じることができている気がしました。

面白いのは、今日、もう一度娘にこの文章を見せたら、訳そうとしてしまってうまく言葉にできなかったことです。
最近は授業で和訳をする機会が多く、うまく英語脳にチェンジできないようです。
子供は柔らかい分、影響も受けやすいのかな。

娘のtadokuも気付けば100万語を超え、先日受けた英検準2級の長文とリスニングは正答率が9割でした。
そして長文が楽しく読めたと言っていました。
最近は音なしで読むのを好むようになり、読む本も1000語以下が多いです。
短めの本を読んで100万語、というのはやはり目安になる気がします。

あと、tadokuは限りなく自転車に乗る練習に近いと実感しました。
自転車は一度コツをつかむと、しばらく乗っていなくてもまた乗った時にすぐに乗り方を思い出します。

娘も中学生になって忙しくなってから、「だれでも多読」にも行かなくなり、英語の本を読む機会が減っていましたが、
準2級を受けるので、意識的に本を沢山読んだら、すぐにカンが戻ったようです。

とはいえ、娘もまた「だれでも多読」に行って、本をコンスタントに読んでくれればなあと思います。

では、せんせい、また武蔵野プレイスでお待ちしています!

kiwi (Ai)

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kiwi
 
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Re: tadoku的Philosophy

投稿記事by horimama » 2013年3月12日(火) 14:22

Kiwiさん、フォーラムでは初めまして!(笑)

哲学入門だなんて、日本語でも難しそうですが。。。講座の評判はなかなかよさそうですね。
Courseraのブログで受講生たちからのletterが紹介されていました :yorokobashii:

kiwi さんが書きました:
英語力うんぬんではなく、俯瞰的に英文をとらえる力がtadokuで培われる事例かなと思うことを一つ。

Often the worst thing to do with what looks like a real philosophical question is to answer it.
It can get in the way of fuller understanding of what the problem really is and where it comes from."
Barry Stroud

この文章がぱっとわからくて、行きつ戻りつ考えていたら、横からのぞいた中1の娘が、
「哲学は答えることが大事なんじゃなくて、答えを出すまでが大事なんだ。」
というようなことを言いました。

単語の意味や文章の構造に振り回されるず、この哲学者が何を言いたいかを感じることができている気がしました。

面白いのは、今日、もう一度娘にこの文章を見せたら、訳そうとしてしまってうまく言葉にできなかったことです。
最近は授業で和訳をする機会が多く、うまく英語脳にチェンジできないようです。
子供は柔らかい分、影響も受けやすいのかな。


中1でそんな文章を理解できるって…… :eek:
タドキッズの成長ってびっくりですね。。それが学校の授業で鈍ってしまうっていうのが何とももったいない!

娘のtadokuも気付けば100万語を超え、先日受けた英検準2級の長文とリスニングは正答率が9割でした。
そして長文が楽しく読めたと言っていました。
最近は音なしで読むのを好むようになり、読む本も1000語以下が多いです。
短めの本を読んで100万語、というのはやはり目安になる気がします。



短めの本で100万語ってかなりの冊数ですね!すごい??
ところで、「音なしで1000語以下」ということですが、それまでは「音あり」で、もっと語数の多い本を読んでいましたか?
それと、音なしで読み始めたのは、昔、「音あり」で読んだ本を再読するパターンでしょうか?
それとも新しい本を好まれますか?
いろいろ聞いちゃってすみません :sweatdrop:

我が家のタドキッズたち、学校英語との兼ね合いで色々と迷ってるので、ぜひ参考にさせてください :love3:

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Re: tadoku的Philosophy

投稿記事by kiwi » 2013年3月12日(火) 15:41

horimamaさん、こんにちは!
courseraは、何とかなるかなと思って始めましたが、やはりドロップアウト・・・
英語も内容もついていけませんでした。
もう少し簡単な内容でまた受講してみたいと思います xd

娘の多読手帳を見たら、始めたのが小学2年生で、いまさらながらもう6年もやってるんだと驚きました。
100万語に至った時、2000冊くらいの本を読んでいました。
1年前くらいから、音が自分の読むスピードと合わなくなり、音なしで読むのを好むようになりました。
それまでは長いものだとRald DhalやDarren Shanを聞き読みしていました。
音なしになってから、今まで読んだことのある本は2,3万語くらいの本も読みますが、初めて読む本は1,2千語くらいまでの本が多いです。
最近でも200語くらいの本も読んでいて、あまり語数は関係ないみたいです。

そうやって多読で楽しんできたので、最初、学校英語に強烈な反応を示しました。
"a" "the"の意味が分からないと言って、大泣きしたのです。
学校でその二つの単語について説明を聞いたら訳が分からなくなったらしいです。
作文で、変な所に”a"をつけたりします。
"a my dog"とか。
名詞の前には"a"をつける、と思い込んで、とにかくつけてしまってる様子。

あと、be動詞と一般動詞、ていうのもだめです。
"I am play tennis."とか書いたりします。
読む、聞くはやってきたけれど、書く、話すはやってこなかったので、そんなものなのかな。

たぶん、多書をして行けば、そこら辺の感覚はついてくるのかなと思いますが。

話すについては、英検準2級の2次の面接のとき、たくさんしゃべれたと言って自分でびっくりしていました。
頭の中にお話が英語のままいっぱい入っているからか、ブックトークをしてもらうと、じょうずにいろんな言葉を使って話してくれます。
文法的におかしいところはいっぱいありますが。

できれば、間違いを気にせずたくさん書き、たくさん話して、力をつけてほしいと思います。

1年間学校の英語の授業を受けてきて、本人は多読と学校英語は全然別物と割り切れるようになってきました。

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Re: tadoku的Philosophy

投稿記事by horimama » 2013年3月19日(火) 18:21

kiwiさん。
さっき、長文で返信していたら、なぜかログアウトしていて全部消えちゃいました :crying:


kiwi さんが書きました:娘の多読手帳を見たら、始めたのが小学2年生で、いまさらながらもう6年もやってるんだと驚きました。
100万語に至った時、2000冊くらいの本を読んでいました。
1年前くらいから、音が自分の読むスピードと合わなくなり、音なしで読むのを好むようになりました。
それまでは長いものだとRald DhalやDarren Shanを聞き読みしていました。
音なしになってから、今まで読んだことのある本は2,3万語くらいの本も読みますが、初めて読む本は1,2千語くらいまでの本が多いです。
最近でも200語くらいの本も読んでいて、あまり語数は関係ないみたいです。


6年で2000冊、そして100万語……すごいですね!
でも、親子で良い時間を過ごされた結果として、「気が付いたら100万語」っていうところがいいんだろうなぁ。

なるほど……語数の多いものを好むのか、少ないのがいいのかは、個人の好みにもよりますよね。

そうやって多読で楽しんできたので、最初、学校英語に強烈な反応を示しました。
"a" "the"の意味が分からないと言って、大泣きしたのです。
学校でその二つの単語について説明を聞いたら訳が分からなくなったらしいです。
作文で、変な所に”a"をつけたりします。
"a my dog"とか。
名詞の前には"a"をつける、と思い込んで、とにかくつけてしまってる様子。

あと、be動詞と一般動詞、ていうのもだめです。
"I am play tennis."とか書いたりします。
読む、聞くはやってきたけれど、書く、話すはやってこなかったので、そんなものなのかな。

たぶん、多書をして行けば、そこら辺の感覚はついてくるのかなと思いますが。


話すについては、英検準2級の2次の面接のとき、たくさんしゃべれたと言って自分でびっくりしていました。
頭の中にお話が英語のままいっぱい入っているからか、ブックトークをしてもらうと、じょうずにいろんな言葉を使って話してくれます。
文法的におかしいところはいっぱいありますが。

できれば、間違いを気にせずたくさん書き、たくさん話して、力をつけてほしいと思います。

1年間学校の英語の授業を受けてきて、本人は多読と学校英語は全然別物と割り切れるようになってきました。


英検準2級でも、文法問題で混乱するんですね。
まぁ、大人でもネイティブの人でも????となる時があるものですし、仕方がありませんよねぇ。
まだまだ英語を習いたての子どもたちに、いちいち「正しく」を強要するデメリットに早く学校の先生方には気づいてほしいな。

家の息子は、学校英語は別物、と頭でわかっているようですが、納得してないというか、
とにかく「テストで良い点数が取りたい」子なので、その辺がとっても難しいです :aserimasu:
なにか良いきっかけがあればいいんですけどね。。

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Re: tadoku的Philosophy

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2013年3月20日(水) 21:20

kiwiさんの二つの報告をブログで引用しました。 :pencil:

http://tadoku.org/sakai-note/archives/2013/03/20_2115.html

ありがとう!

(horimamaさん、こんなところで、ですが、インターネット大学講座の報告、ありがとう!
 これもまた多読の最前線です!! :datubo:

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