ドイツ語150万語通過しました。

多読・多読的リスニング・多読的スピーキング・多読的ライティングに関する、報告、相談、質問など。
フォーラムルール
- このフォーラムでは、各自で新規トピックをたててください。
- 過去のやりとりなども参考になります。検索を使ってみてください。
- 同じ相談・質問は禁止ではありません。あなたのお話しを聞かせてください。

ドイツ語150万語通過しました。

投稿記事by みちる » 2011年9月26日(月) 02:55

ドイツ語、150万語通過しました。
50万語くらいまでは読めるというだけで楽しかったのですが、50万語
超えた辺りから、たわいもないお話ばかりだな・・・とつまらなくなって
きてしまいました。
英語も、一回読みたい本と読める本のギャップで挫折しているし、
この辺りが私にとって多読できるかどうかの一番の問題点かもしれません。

児童書を読んでみようかと思いつつ、まだちゃんと読めないのではという感じで、
3歳からの読み聞かせ用の絵本が中心だったので、
児童書を読むために思い切ってハリポタのLRをしてみました。
何年も前に、もしかしてLRならちょっとくらい分かるんじゃないかと買ってみて、
一章も聞けなくて隅の方に置いてあったものです。



もちろん、ディテールは分からないのですが、ある程度のあら筋は分かったので、
もっと簡単な児童書なら読めるだろうと少し自信を持って児童書に進んでいける
ようになりました。

面白い本が読みたかったので、図書館の子供向けの「ドイツのおはなし」コーナーで
1〜2年生くらいで簡単そうな翻訳本を借りてみて、面白いと思った本を選んだり、
もともと好きな作家なの小さい子向けの本を選んだり、ドイツ語多読のブログを書かれて
いる方のところから面白そうな本を選んだりしてみました。

どれも大当たり!

特に、図書館で小学校低学年向けくらいで日本語でも楽しいと思えるシリーズや作家の
作品を選んでみるというのはいい方法だと思います。
素敵な作家をどんどん発見していくということ自体がすごく面白いです。好きな作家が
どんどん増えていきます。
もう少し読めそうになったら、小学校の中学年、高学年の翻訳本からも選んでみたい
と思います。

<図書館で選んだ本または作家>

Christine Noestlinger 

金髪で女の子みたい容貌のフランツもの全冊(17冊だったか)の合本。
1冊辺り3話入っていて5000語くらい。ちょっと難し目ですが楽しいシリーズです。

Irina Korschunow 

Irina Korschunowは、3冊読みましたが、元気や勇気がもらえて、じ〜んと来るような
お話がとてもうまい。もっともっと読みたい作家です。YAもあるようなので、
いろいろなレベルでずっと楽しんでいけそうです。

Manfred Mai 

Manfred Maiは、子供向けから大人向けまで幅広く書いている作家のようです。
このシリーズはお父さんと娘のやりとりなどが面白いです。
他のシリーズも一冊読みました。小学校四年生くらいの初恋?の話で、そちらも
面白かったです。

Dimiter Inkiow 

Dimiter Inkiowのこの本は主人公と姉のクララの物語です。とてもユーモラスで
笑えて楽しいです。このシリーズ、日本語では5〜6話で1冊なのですが、
これはいいのを選んだ本のようで、20話くらいあります。

Paul Maar 

Paul Maarも、ちょっと奇妙で面白い話が多い作家のようです。
日本語で読んだ本(ドヨンシリーズ)は、リンクの本より難しそうだったので、
これから読んでみたい本です。

<もともと好きな作家>

Klaus Kordon 

もともとKlaus Kordonを読みたくてドイツ語多読を始めたのだから、
Kordonの簡単そうな本を読んでみようと二冊読みました。
リンクの本は、男の子と貧しい大道芸人の友情(男の子からの友情といった
方がいいかな)の物語なのですが、切ないというか愛おしくなるような本で、
ちょっと泣いちゃいました。なんで翻訳がないのか不思議なくらいいい本です。

Ulf Stark 

Ulf Starkは、一番大好きな児童書(小学生向け)作家です!
スウェーデンの作家ですが、とてもユーモラスで笑えて、それでいて切ない
作品が多いです。たぶんかなりの作品が日本語に翻訳されていると思いますが、
英語やドイツ語は思ったよりも少ないですね。。。
日本語訳素晴らしいのでいいのですけど。原書により近いドイツ語でいっぱい
読めたらと思っていたのにちょっと残念。

Ren Goscinny+Jean-Jacques Sempe 

プチ・ニコラはフランス語が原書ですが、日本語と英語でかなり長い間お気に入り
の本だったので、ドイツ語でも。1話が短いのがいい感じです。

<ネットでよさそうだった本>

Klaus Baumgart 

アニメにもなっている本ですが、本もよさそうと思っていたところ、
ドイツ語多読をされている方にお借りすることができました。
☆の部分がキラキラ素材で、絵本としてもちょっと楽しい感じです。
アニメよりも主人公の性格がいいところも◯。

Janosch 

Janoschはドイツでは知らない人がいないくらいの絵本作家だそうです。
そういう人々と密接しているような本を読んでみたかったので、
読んでみました。リンクの本は5冊分の合本。チビトラくんとチビクマくんの
仲良しコンビの物語です。わがままなチビトラくんとしっかりもののチビクマくんの
関係がいい感じ。

Show post links

アバター
みちる
 
記事: 387
登録日時: 2011年9月08日(木) 22:44

Re: ドイツ語150万語通過しました。

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2011年9月27日(火) 10:14

いよいよドイツ語も多読、聞き読みの道がだいぶ先までできてきたようですね!

みちるさん、ありがとう! :applause:

特にハリー・ポッターが(ぼやっとでも楽しめたというところはみなさんに英語以外の多読の道筋を明るくしてくれたのではないかと思われます。

で、英語の多読で示された可能性がドイツ語でも示されたな、と思うこと二つ

* 一つは3歳児用の絵本から一気にハリー・ポッターが楽しめたというところ。

 やはり、とてつもなくやさしい絵本の力は偉大?

* もう一つは、好きな本を読むことの大切さ

 3歳児用の絵本なんかいやだ! という人は多いでしょう。
 無理することはないのではないかな。
 日本語や英語で読んでおもしろかった本を読むなり、聞くなり、観るなり、そこから入ってはどうでしょう?
 
    (これはまだやった人がいないと思われます。
     どなたか、どうでしょう? 何語でも結構です。好きな本の外国語版からはじめる!)

 そうするといちばんやさしい、いちばん大切な言葉に触れる量がたりないかもしれません。

 その場合には、manga、海外ドラマ、映画の外国語版を浴びるように楽しんでください。

    (mangaではドイツ語のmangaであずきさんが海外旅行と結婚式出席の役に立つと報告してくれました。
     海外ドラマは、英語ではカナダのお母さんが試してくれました。
     映画だけで、という人はまだ報告がないですね。)

 もちろん、まずは今のままの自分が楽しめる本でざっと読む、聞く、観るを試して、
 「ああ、いちばん基本的な語や短い文の吸収が足りないな」と思ったところで子ども向けの
 絵本に戻るのもいいと思います。その頃には「やさしい言葉」のおもしろさがわかっているかもしれないから。

 おっと、というようないろいろなことを書かせてくれたみちるさん、ありがとう!
 またそのうち報告してください。

 Happy reading! はドイツ語ではどう言うんでしたっけ、libelleさん?

Show post links

アバター
さかい@tadoku.org
 
記事: 4083
登録日時: 2010年12月13日(月) 23:19
お住まい: Tachikawa-shi, Tokyo, Japan
Pottermore username: QuillStrike149

Re: ドイツ語150万語通過しました。

投稿記事by みちる » 2011年9月28日(水) 00:33

酒井せんせい、こんばんは〜。

コメントありがとうございます!

酒井せんせいのコメント読んだ人にちょっと誤解されるとなぁ・・・と思った
ところがあるので補足です。

ドイツ語の場合
易しい順に
5〜6歳用の自分で読む用の絵が多めの本(600〜700語)
3〜4歳用の読み聞かせ用の絵本(1000〜1500語)
6〜7歳用の自分で読む用の本(3000〜10000語)
と言った感じだと思います。

私がメインとして読んでいたのは真ん中の本で、
その他にMTH(5000語くらい)の独訳やMTHよりも難しめのGR(4500語くらい)を
LRで、合計30冊以上複数回読んでいました。

なので、3歳の子が読むための絵本をいっぱい読んでいたわけではありません。

それから、これは人にもよるのでしょうが、わたしの場合英語でもドイツ語でも
LRならレベルが2〜3上のものでも読めます。
特にドイツ語の場合、オーディオブックがドラマティックなものが多いので、
(MTHなんてまるでサスペンスのようにハラハラドキドキだったり)
状況が分かりやすいです。

そんなところも踏まえると、なんでハリポタがある程度読めたの?と言われれば、
1. 日本語でも英語でも読んでいたから
2. ドイツ語LRを数十万語した後でのLRだったから
3. 読むまでにドイツ語を75万語くらい読んでいたから
の順です。

MTHのLRをのぞいては、6?7歳用の自分で読む用の本(3000?10000語)くらいの
本が読めなかったのが、今はそのくらいは読めるようになったという感じです。
8歳以上は、まだ読めるものは少しです。

MANGAは3シリーズ読みましたが、他の児童書などと比べて自然な感じだと思えた
MANGAは1シリーズだけでした。
他の2シリーズは、なんでこんな表現なんだろうと思う部分があったり、
他の本では出てこないような文章ばかりと感じたりしました。
ヨーロッパ言語からの日本語の翻訳に違和感を感じる方は特に、MANGAは翻訳だから
必ずしも自然な表現ではないかもしれないと念頭において読んだほうが良いのでは?
という気がしました。
(もちろん、ドイツ語がすごく分かるわけではないので、分かる人が読めば自然と
感じられるのかもしれませんが・・・。)
ただ、続きが気になって引っ張られるというのと、絵本と一緒で絵があるので状況が
分かりやすいので、言葉の意味が分かりやすいというのはたしかにメリットだと思います。

あと、文化も感じたい場合は、やっぱりできるだけ現地の本で探してみる方が
いろいろと生活が感じられて楽しいです。

Show post links

アバター
みちる
 
記事: 387
登録日時: 2011年9月08日(木) 22:44


Return to いっしょに歩こ! - tadokuに関する報告、質問など

オンラインデータ

このフォーラムを閲覧中のユーザー: なし & ゲスト[9人]

cron