字幕なし多観へ向けて!

多読・多読的リスニング・多読的スピーキング・多読的ライティングに関する、報告、相談、質問など。
フォーラムルール
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Re: 字幕なし多観へ向けて!

投稿記事by たんぽぽのわたげ » 2014年2月24日(月) 20:48

こんばんは、たんぽぽのわたげです。

ここに報告をされている、字幕なしでたくさん観て
すごい成果があがった方たちのことを
「素晴らしいなぁ!」
と思いながらたのしく読ませていただいてました。
(…まぁ私には縁のない話だけど、と思いながら)

まさか自分でもやってみようなんて思う日がくるなんて
思ってもみなかったです。

まだ始めたばかりなのでこれといって報告するようなことはないし、
わからないものをどれだけ観ても何も変わらない気もするんですけど(^^;;

トータル24時間ほど見てみて今言えるのは
以前はわからないものを見続けるなんて絶対我慢ができなかったのが、
「わからなくても楽しめることを知ったこと」「わからないことが平気になった」ことでしょうか。
私にとってこれはものすごく大きな変化で、もう別人になった気分です 笑

先の先生の文の中で
この1点だけはっきりお返事できます。

>字幕なし多観で「ちゃんとわからないと絶対ダメだった私」が変わったのか?
>それとも「ちゃんとわからないと絶対ダメだった私」が変わったから、字幕なし多観で
>楽しめるようになったのか?

私は後者です。
いつかは字幕なしで観られるようになりたいなぁ、と思ってはいても
どうしても始められなかったですもんね。
だけど、「できるようになったら始めよう」なんて思っていたら
一生始められなかったでしょうね(^^;;;
自力では何分も持たなかった字幕なし鑑賞を、
映画1本最後まで観通す体験をするきっかけを得られて私はほんとに幸せ者です。
(きっかけはSkypeでみんなで字幕なし鑑賞を体験させてもらったことでした。)


そして
Owlyさん、
すごくわかりやすくまとめてくださって、ありがと?!
National Theatre LiveのFrankensteinを観るのに
この、ケネス・ブラナーが監督主演した『フランケンシュタイン』を観ておいたら予習になるかな
とTweetしてくれたので私も観ることができました。
こういう貴重な情報を仲間からいただけるのも本当に助けになります。
おかげでNational Theatre Liveでは省かれてるところもわかってBバージョンは何倍も楽しめたし、
オマケに字幕なしでも楽しめていいことづくめでした。

まとまりのない投稿になってすみません
字幕なし多観、今のところ楽しいのでぼちぼち続けてみようと思っています(^^)

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登録日時: 2011年9月06日(火) 02:04

だいたい150時間報告

投稿記事by カエデ » 2014年5月04日(日) 23:48

こんにちは、カエデです。
字幕なしの視聴時間がおおよそ150時間をこえました。(ラジオドラマや洋楽や、繰り返し見たり聞いたりしているものも入れると200時間ぐらい?)
とはいえ、なにかと忙しく停滞気味です。
あいかわらず、内容はだいたい分かるような分からないような、聞き取れる度合いもまぁ、ほんのちょっとずつ増えてるような、ぐらいなかんじです。
ですが、色々とかわってきたことがあったので投稿することにしました。

英語を読むのが楽になりました。
ここ四日ほどで、14万語近く読みました。
読み始めたとき、内容が気になるのに中々ページは進まず、それがもどかしくて音読したり、逆に文字を読む速度を意識的に上げてみたりしていました。
いろいろ試している内に、読む速さとか、理解度とかがどうでもよくなって、ひたすら内容にひたっているうちに、日本語の小説を読む感覚とあまりかわらなくなっていました。
数日前は、かなり意識して読まなければ「かたまり読み」はできませんでした。
一個一個の単語を頑張ってつなげて読んでいたのが、今ではすらすら音読しているように頭に入ってきます。

その後、信じられないという気分で本屋の洋書コーナーで片っ端から気になった本に目を通していきました。
どれも、読めそうに思えました。もちろん分からない単語はかなりありますが、文脈がわからなくなるというほどではありません。
不思議なことに、語彙が増えた実感も、それぞれの言葉の意味を深く理解したという実感もないままです。
ブログの蘊蓄系の記事を読んでも、そうなんだ?と脳天気におもう程度です。

洋楽についてもそんなかんじです。
こっちは徐々に感じ方が変わってきているのがわかっていましたが、アルマゲドンの主題歌、I dont wanna miss a thing を聞いていたときのことです。
こんなに聞いてて恥ずかしくなってくるようなバラードだったっけ?と思いました。
何年か前に聞いたことがあるようなディズニーの曲は歌詞から情景が浮かんできたりもします。
前好きだったけど、レロレロすぎてこれは英語だろうか?と思っていた曲も聴いてみるとなんとなく分かります。
歌詞を見てみると、こんなこと歌ってるんだ、と、すとんと入ってきます。前は辞書引いてもよくわからなかったような記憶があります。

視聴したものは大体以下のとおりです。

テレビ
riders of berk, defenders of berk
glee
whitecollar
numbers
sherlock

映画
enders game
steve jobs
ted
Mr and Mrs smith
planes
pacfic rim
STAR TREK , STID

私は、「やさしいことば」を本からはあまり吸収していないので、動画による「やさしいことば」の効果かと思います。
これまでに読んだ本を全部を合計しても100万語こえているかあやしいです。
またなにかありましたら、聞いて聞いて!とフォーラムにあらわれますので、そのときはまたよろしくお願いします。

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カエデ
 
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Re: 字幕なし多観へ向けて!

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2014年5月06日(火) 12:42

カエデさん、報告をありがとう!

ちょうど「字幕なし多観はtadokuの標準になった」という記事をブログに書いたところでした。
カエデさんの報告は字幕なし多観をやってみようという人の背中を押してくれると思います。

「英語を読むのが楽になった」??これはとっても大きな変化だと思います。
カエデさん自身の変化が信じられなくて
「洋書コーナーで片っ端から気になった本に目を通していきました。」
というのも可笑しい。可笑しくて・・・なるほど、です。

(やはり四技能に分けて考えるというのは便宜的なものにすぎないのでしょうね。
読む、聞く、観る、書く、話すは全部一つの能力だろうと思います。
わたしは「かたまり読み」ができないので、もっともっと多観をやろう!)

「不思議なことに、語彙が増えた実感も、それぞれの言葉の意味を深く理解したという実感もないまま」
というのも、いかにも多読・tadokuですね。パラドックスの一つです。

そして特に注目したのは、
「「やさしいことば」を本からはあまり吸収していないので、動画による「やさしいことば」の効果かと思います。
これまでに読んだ本を全部を合計しても100万語こえているかあやしいです。」
というところ。

やさしい絵本は場合によってはとても手に入りにくいので、カエデさんのように、
映画やドラマを通してたっぷり浴びるといいですね。絵本の方が密度や完成度は高い場合がありますが、
状況と途上人物の気持ちが分かりやすいという点では絵本に負けない!
その意味でmangaもいいはず!!

いつでも聞きますよ。ぜひまたフォーラムに現れてください! :applause:

Enjoy English in any way you fancy!

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Re: だいたい150時間報告

投稿記事by katobushi » 2014年5月06日(火) 20:16

カエデさん、こんばんは!

カエデ さんが書きました:英語を読むのが楽になりました。
ここ四日ほどで、14万語近く読みました。
読み始めたとき、内容が気になるのに中々ページは進まず、それがもどかしくて音読したり、逆に文字を読む速度を意識的に上げてみたりしていました。
いろいろ試している内に、読む速さとか、理解度とかがどうでもよくなって、ひたすら内容にひたっているうちに、日本語の小説を読む感覚とあまりかわらなくなっていました。
数日前は、かなり意識して読まなければ「かたまり読み」はできませんでした。
一個一個の単語を頑張ってつなげて読んでいたのが、今ではすらすら音読しているように頭に入ってきます。

   ―中略―

私は、「やさしいことば」を本からはあまり吸収していないので、動画による「やさしいことば」の効果かと思います。
これまでに読んだ本を全部を合計しても100万語こえているかあやしいです。

「読めない」僕にとってはとても励みになります!!
「字幕なし多観」でどこまで「読む」がのびるのか!どこまでものびてくれ??(笑)
報告楽しみに待っています :yorokobashii:

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はじめたばかり??だいたい150時間??400時間超

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2014年5月06日(火) 22:08

先日Hさんのツイートを紹介しました。短いので再掲すると

多読始めたばっかりの頃は一生懸命文字を追いかけて挿絵はほとんど見てなかったんだけど、絵本をたくさん読むようになったら逆に文字なんかどうでもいいや?てなってきた それはそれで問題あるのかもしれないけど、そのおかげでか字幕なしで映画みるのも特に苦にならない 絵でわかるわかる?てなる


ということでした。

そして、すぐ上で、カエデさんの150時間報告。

http://forum.tadoku.org/viewtopic.php?f=10&t=2039&start=30&sid=b2a8f9e0319033fba023ca01dea4b15a&sid=b2a8f9e0319033fba023ca01dea4b15a#p9177

今、ブログ「町の名前をひとつ」で、カナダのお母さんの 400時間報告を投稿してきました。
ぜひ三つを読み比べてください。

http://tadoku.org/blog/sakai-note/2014/05/06/744

そしてみなさんの報告を切に願っております。
多読初期と同じようにたくさんの人がたくさんの映画やドラマやアニメや放送について
感想を報告してくださると、tadoku・多読的鑑賞、字幕なし多観の道筋や方向が次第に
はっきりしてくると思われます! 

たとえば始める前の映画鑑賞はどうだったか、
英語とのつきあいはどうだったか?
どうして字幕なしに踏み切ったか、はじめはどうだったか? 
何時間くらいから理解度を気にしなくなったか、
どのへんから英語を気にせずにないようにのめりこんだか、
それはどんな映画/ドラマ/アニメ/mangaで、どんな感じだったか?
映像からラジオドラマや朗読を楽しめるようになったのはなじかんくらいからか、
きっかけは? 
読む方にはどんな変化が?・・・

というようなことです。
なお、英語にはもちろん限りません。
字幕なし多観は要するに、
ゼロから外国語の映像作品を楽しんでしまえ!
ということなので、何語でもいいのです。

よろしくお願いします。 :datubo:
最後に編集したユーザー さかい@tadoku.org [ 2014年5月13日(火) 06:51 ], 累計 2 回

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Re: 字幕なし多観へ向けて!

投稿記事by カエデ » 2014年5月08日(木) 00:12

酒井せんせい、こんばんは。
ここまで来られたのは酒井せんせいはじめ、先を進むみなさんが、色々試して記録を残してくれたからなので、とても感謝しています。
読書速度を測ってみたら220wpm程度でした。前は150wpmぐらいでした。
読む、聞く、話す、書く、の四技能は分けられるようなものではない、と私も思っています。
そして、「音」も「文字」も言葉の本質ではないのではないか、と考えています。

katobushi san
I'm sure one day you will find yourself reading a book easily and confortably.
I'd like to read your reports, too. Your reports are really interesting.
See you soon!

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カエデ
 
記事: 16
登録日時: 2013年12月14日(土) 23:13

Re: 字幕なし多観へ向けて!

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2014年5月15日(木) 23:43

Facebook にも書きましたが(アカウント名:酒井 邦秀)
字幕なし多観のブログ記事を次の記事からきょう(5月15日)の記事へと辿ってください。

********************************

大事なブログの記事をシェアしていないことがわかりました。
英語はとかく「わかる・わからない」、「聞き取れた・聞き取れない」、「理解した・理解してない」といった「お勉強的姿勢」に囚われています。

それを打ち破る方向で、最近数年ではいちばん大事だと思っていますが、NPOの講座でも、ブログでも、フォーラムでも、「字幕なし多観=多読的観賞」をしきりに話題にしています。ブログは次の記事からきょうの記事へ読みつないでください!
[url]
http://tadoku.org/blog/sakai-note/2014/05/06/744[/url]

********************************

何か意見、感想、質問があればぜひ info あっとマアク tadoku.org に送って下さい。 :pencil:
また、たくさんの体験談が集まれば、字幕なしがどのくらい有効か、見当がつくようになります。

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"キャラクターが鍵”を読んで

投稿記事by Tsubasa   » 2014年5月17日(土) 00:10

みなさんこんにちは。

ブログの"キャラクターが鍵”を読ませていただきました。

小さな子供達が、”相棒や渡る世間にはまっていた”というのは、とても
愛らしく、興味深いですね。

複雑な人間関係や事件の内容は分からなくても
やはり人間味のある話の流れだったり、
味の濃いキャラクターの存在は、
言葉を超えてひきつけるものがあるんでしょうね。

小さな子供達は、毎日が、”ぼんやりとしか分からない”中にいて、
いつもいつも、”あれ、ママはこう言ってるのかな?” ”何が起こってるのかな?”っていうことを
無意識の中で考えていると思います。そんなふわふわな状況の毎日ですから
ドラマの中の言葉が難しくて全体的な内容しか分からなくても
彼等にとってはいつもと同じことで、その中から何かを掴んでいっているんでしょう。

読むのも、子供達が読むように、おさなごで感覚で来た様に
聞くのもそれでいいのだ^^。と、思いながら私も多観を楽しんできました。

やっぱり自分の好きなストーリー、好きなキャラクターのドラマには
どんどん引きづられて、細かく内容なんかわからなかったけど、でもこのお話しの続きが知りた??い!!と思います。
英語が聞けるからとか、そんなことは忘れて、次が知りたい!!
そのいいかげんだけど、気楽だけど、湧き上がってくる楽しさで、どんどん観てしまって、気がついたら、聞けるようになってきてました。
という感じです。




私も、聞き取れるようになってからじゃないとドラマなんか見れないと思っていた人間で、
なかなか字幕無しドラマは見られずにいたのですが、
数名の日本語学習者のお友達が字幕無しで観るように色々アドバイスをくれたのを覚えています。


”文字があると集中力が邪魔される。無いほうが楽になるよ。”
”全部分からなくたって楽しめるんだよ。大丈夫”
”一言一言じゃなくて、喋ってる人の声のトーンや、表情を読んで。そうすれば楽しめるよ”


ディクテーションをするように、一言一言聞き取れないと”分かった”ことと言えないと思い込んでいた自分には
衝撃のアドバイスでしたね^^;)


多読も、多観も、ほんとにこつは一緒だったな?と思いました。

全部わかろうとなんてしなくていい。
ふわふわした感じで大丈夫。
好きなものを好きなだけ。

おさなごたちが、”まま、こんな感じの事言ってるのかなぁぁ??”
なんて思いながら毎日を送っているみたいに
なんとなくを続けていたら、
こびりついていた脳みそも、やわらかくなって
分からないことも分かってくるかな???

聞き取れる能力に頼るんじゃなくて、”こんな感じの事言ってるんだろな?”って
思ってるうちに、それを理解するためにすこしづつ脳の回路が働いてくれてるのかな??
だって、別に、ディクテーションしようか!とか思わなくても
ゆっくりでも確実に進歩は感じられるもんねぇ。。

なんて思いながら、大好きなドラマを楽しんでいる私です。


そうそう!!
先日読んだ絵本http://www.amazon.co.jp/Giraffes-Cant-Dance-Colouring-Puzzle/dp/1408327511/ref=sr_1_3?s=english-books&ie=UTF8&qid=1400251770&sr=1-3&keywords=Giraffe+can%27t+dance の、キリンさんのお話の中で

ぶきっちょだったキリンさんが、或る時ダンスが上手になって、
仲間に ”どうやって踊れるようになったの??”と聞かれるのですが、


”好きな音楽に合わせて踊ってたら上手になったのさ?”と答えたのがすごくぐっときました。

やっぱりこれですよね^^。

好きなジャンル
好きなキャラクター
好きなストーリーライン
好きな俳優さん

本も、ドラマも、頭じゃなくて、自分のこころがぐっと揺さぶられるような作品、一緒に笑ったり泣いたり考えたり感動したり。。を
気楽にたっぷり楽しむのが一番だと思います。 それならずっと続けられますものね^^!

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Tsubasa  
 
記事: 15
登録日時: 2013年11月03日(日) 21:25

Re: 字幕なし多観へ向けて!

投稿記事by kawamo » 2014年5月31日(土) 12:03

ここにくるのは初めてです。
こんにちは。
NPO理事のかわもです。
元はフランス語だけど、日本語にもなっている好きな絵本の英語版朗読があがってます。
いたってシンプル。でも深い。知っている人もいると思うけれど。

http://youtu.be/x3K_iny61Ew

kawamo

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kawamo
 
記事: 541
登録日時: 2011年12月20日(火) 00:19

字幕なし多観・・・ご報告

投稿記事by ナナ » 2014年6月10日(火) 16:15

皆さん、こんにちは。
ナナです。(久しぶり過ぎて、いつ以来?な投稿です)

字幕なし多観について、フォーラムやブログでの皆さんの報告を
そうそう、そうだよね。うんうん、同感!と大きくうなづきながら読んでます。
特にtsubasaさんの投稿には、激しく同意!(笑)と思うことが多く、
kotobushiさんの細かい情報提供は、とても助かりましたし、
カエデさんの最初の報告は、大きなプッシュになりました。
他の方のご報告も、それぞれ貴重で参考にさせて頂いてます。
そんな人風に思ってる人、きっと多いと思うのですが、なかなか報告は書けないのですよね・・・(笑)

そんな私でしたが、先日うっかりどこかのぺんぎんさんとぶつかっちゃって、
こちらにお邪魔する約束をしてしまったので、頑張って報告します。(結構律儀な私、ふふふ)

えーっと、最近、私もようやく字幕なしでドラマを楽しめるようになりました。
これはもちろん「英語がわかるようになった」という意味でなくて、
「英語が分からなくても、気にならなくて、ぼーっと観れる。
ぼーっと見てるのが楽しい。」ということです。

きっかけは、去年の夏に、面白い料理番組とトーク番組に出会ったこと。
ひとつは、「Naked Chef」として知られるJamie Oliverの料理番組で、
もうひとつは、今年3月アカデミー授賞式司会を務めたコメディアン&女優の
Ellen DeGeneresのトーク番組です。
どちらも見た瞬間、なんかいいなぁと思って、2人がすごく気に入っちゃたのです。
2人ともトークが楽しくて、(もちろん内容が全部わかるわけではないですよ)
2人が話してるのを見てるだけで、 心地いいのです。
子供があるキャラクターにはまるのと同じ感覚ですね、きっと。
2人の番組は、Dlifeでも見られるようですし(我が家は見られない…涙)、
You-tubeやPodcastでも探せます。
そして昨年秋、フォーラムでの皆さんの字幕なし多観の報告を読んで、
字幕なしドラマに、何度目かの再再々挑戦。
気負わずに見てみたら、なんだかあれ?楽しい!と思えました。
「聞き取ろうとしないでぼーっと見てればいいんだ!」
「英語が分からなくてもで想像しながら見るのもありだよね!」
なんかパーッと霧が晴れたようなスッキリした気分でした。
聞き取ろうとしないのも、字幕を読まなくていいのも、なんて楽なんでしょう。

2009年のカナダのお母さんの報告以来、字幕あり・なしで見たドラマは500時間くらい?
大きなブレイクスルーを感じることはなかったのですが、
字幕なし多観の醍醐味が少し分かった今、やっと初めの一歩が
踏み出せたのかなと思います。

素直な人、好奇心が旺盛な人、チャレンジ精神いっぱいの人は、最初から
ドラマなし多観にいけますよね。
でも二の足を踏む人や楽しめない人もやっぱりいると思います。
そういう場合は、私のように、ドラマの字幕あり・なしをたくさん楽しんで、
ようやく子供のように字幕なしを楽しめる…というのもありでしょう。
(面白い!大好き!と思えるものしか見てないので、この遠回りも悪くなかったです)

そして、もうひとつ、ドラマが好きじゃない人もいるというお話を是非しておきたいのです。
1年半前に多読を始めた友人は、物語が苦手で、本選びに苦労してました。
90万語を前に出会ったのが、corseraです。知識を得るのが好きな彼女は、
corseraは、英語はよくわからないけど、すごく楽しいと思えたそうです。
そしてひとつのコースを終えたとき、BBCニュースが聞き取りやすくなった気がしたそうです。
ドラマである必要はないですよね。自分が面白いと思える素材が大事。

まとめると、字幕なし多観も、やっぱり愛ですね。無理はいけません。
1.楽しい!大好き!と思えるものを見つけること。(キャラクター、ストーリー大事!)
2.ドラマじゃなくてもいい。料理番組、トーク番組、TED、corseraなど。
3.今楽しめなくても、時期が来たら楽しめる!(いつ?もしかしたら明日かも!)
4.お勉強タイプの人には、ある意味開き直りが必要かも。

最後に近況。
そうして昨年秋以降、1話20分強の短いドラマをたくさん見ました。
いわゆるsitcomと呼ばれるドラマですね。
短いので、わかりやすく気楽に見られるのがいいです。

つい最近、久しぶりにハマって一気に見たのが、「twisted」というドラマ。
1話1時間くらいの学園ミステリーです。
叔母を殺した罪で少年鑑別所に入っていた主人公(もちろんhot guy)が、
5年ぶりに故郷の街に帰ってきた途端、女子高生殺人事件が起こり、
真っ先に疑われます。
5年前の殺人の謎、女子高生殺人の謎、幼馴染の女の子二人との三角関係、
などなどいくつもの要素がtwistされて、面白かったです。
http://abcfamily.go.com/shows/twisted
Veronica Mars が好きな人には、オススメです。

そして今楽しんでるのが、「Downton Abbey」。
以前に酒井センセーにオススメされたのですが、5月よりNHKで放映開始されたのを
1話だけ字幕で見て、以降は字幕なし。season1を見終わったとこです。
大好きな古きイギリスの物語。
風景、歴史、衣装、多様な人間模様が楽しめるはずですが、
細かいところはやっぱり分からないので、ぼんやり雰囲気を楽しんでます。

こんな感じで、亀の歩みで、多読多聴、そして多観とアレコレ、フラフラ楽しんでます。

以上任務完了?!(笑)

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ナナ
 
記事: 43
登録日時: 2011年9月06日(火) 16:51

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