Tadoku三原則(仮)について・・・

このフォーラムでは、多読・tadokuそのものについて意見交換をするフォーラムです。「多読三原則」「多読の三本柱」「Tadoku三原則(仮)」など、多読の生い立ちからtadokuへの道のり。みなさんの「多読・tadoku」について聞かせてください!

Tadoku三原則(仮)について・・・

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2016年7月19日(火) 23:25

実は Tadoku という名前も、三原則 も、変えて結構です。
けれども、多読から発展して読むだけでなく、ことばの働きのすべてについて
今までとは違う道をつけようとしているので、なんらかの道しるべは必要だと思います。

そこで、「学習」とは違う楽しいやり方なのだということを
初めてこのサイトに来た人にも分かるように、簡潔に表現する提案をここでしてください。
(ごちゃごちゃしてきたら適当に整理します!)

まずは、たたき台として、わたしの発案である Tadoku三原則(仮) を並べておきます。

① 仲間といっしょに
② Bitesizeから
③ ことばの氷山を作る

実はこの三原則はわたし自身がすでにあきらめました。
プリンさんが急所を突いて、はねにゃんこさんが成仏させてくれたのです。
そのことはブログで書いていますが、記録のためにあきらめた経緯と
あきらめの弁を近いうちに書きます。

みなさんもしこの Tadoku三原則(仮) に何か考えるところがあれば
ぜひ返信をお願いします。

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Re: Tadoku三原則(仮)について・・・

投稿記事by きのこ » 2016年7月24日(日) 05:37

酒井先生、こんにちは!

最初に書きますね。
「多読三原則」=(辞書は引かない、わからないところは飛ばす、嫌になったら止める)は、永遠だと思います。

今でも全然、古びていないし、かつて、そして現在も、一字一句正確に訳しなさい、
と"お勉強"を強いられている人たちを「楽しさ」の方へ引き寄せる原動力になっていると思います。
それでもあえて、Tadoku三原則が必要になってくるのは、
Sudokuと肩を並べて、世界にアピールしたい!から、というのならば、大賛成です。

で、私からは以前書いた「Fun,Friends,Free」を改めて提案します。
世界に…と来たら、やはり英単語、しかも飛びきり簡単な3つを選びたかったです。

「"楽しいから"、続く」は、ずっと前から酒井先生が仰ってました。
それから、「仲間」。これをFriends,として。
酒井先生のスゴイところは、元(失礼! 今も?)英語の先生なのにも関わらず、
「優秀な指導者」、とか言わずに、「仲間」と言い切ってしまうところだと思います。
これについては、ヒッポファミリークラブでも、「先生はいらない、赤ちゃんが先生」と言ってますが…。

とにかく、人は「楽しさ」にたどり着くことができれば、だれに強制されなくても、
つい外国語に手を伸ばしてしまう…。必要なのは、並走して励ましてくれる人=仲間、友達。
学校に多読がまだまだ入って行かないのは、「先生」を捨てられない人が多いからではないでしょうか?

最後、Freeは、Tadokuは、"何でもアリ"だから。
絵本から始まって、多聴、毒薬シャドウイング、多視、多話、そして多言語へ!
自分の好きな素材を自由に選べるから。

from easy picture book とかも考えましたが、
シンプルに単語3つでまとめて見ました。

たどくらぶ、いいですね! いつか参加させて下さい :party:
私にはTadoku Loveと聞こえます :applause:
皆様のご意見も聞きたいです :book:

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きのこ
 
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登録日時: 2015年2月19日(木) 20:37

Re: Tadoku三原則(仮)について・・・

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2016年7月25日(月) 11:31

きのこさん、トピックへようこそ!

ありがとうございます。わたしがいきなりいろいろ感想を書くよりも、できれば
みなさんから感想や意見が出てくることを待ちたいと思います。

上に書いた Tadoku三原則(仮) は捨てましたが、元々の 多読三原則 への支持は
かなりあるようですね。

(おっと、こんな発言もみなさんの自由な発言をさまたげてしまう? :aserimasu:

みなさん、一行でも結構です。ちょこっと書いてくださると議論が深まります。
よろしくお願いします!

そして、きのこさん、たどくらぶにいつかぜひ参加してください!!! :coffee:

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Re: Tadoku三原則(仮)について・・・

投稿記事by katobushi » 2016年8月06日(土) 13:54

酒井せんせー、きのこさん、皆さん、こんにちは。katobushiです。

突然ですが、「TADOKUの三本柱」なるものを提案してみます。
といっても、これまで提案されているアイデアの関係性を図にしただけです。
ひとつだけ、「こころ・あたま・からだ」という分類は僕が付け足しました。

Three Pillars of TADOKU ver5.png

で、「TADOKU三原則」の方は、新たに提案してみます。
思うに、元祖・多読三原則のわかりやすさは(発表当時はわかりにくかった?)、

    ・徹底的に学校英語の裏返し
    ・故に、刺激的で、かつ、相手が理解できる言葉になっている
    ・すべて、具体的な行動を提案している
ということだと思うのです。そこで、この良さをそのまま引き継いで、
「読む・聞く」と「話す・書く」のバーションを作ってみました。
で、2つを合わせて「TADOKU三原則」と呼ぶことにしたらどうか?という提案です…

Three Rules of TADOKU ver2.png

ちなみに、「多読三原則」のこころ、と書いてあるものをTADOKU三原則にしたらどうか、
とも考えたのですが、わかりにくい……却下!

一応、「話す・書く」の方の三原則の解説をしておきます。

  1. 英作文はしない
    これは、「間違えても気にしない」と大いに迷いました。
    また、「bitesizeから」と同じことを言っています。
    でも、学校英語の裏返し、を直に言うとしたらこれかな?
  2. わからないところはごまかす
    わかったふりをする、日本語でごまかす、ローマ字でごまかす。
  3. 出てこなかったらやめる
    無理に話したり書いたりしようとしない。
    口をついて出ないなら、話題を変えるか、日本語にするか。
と、ここまで書いておいて、今、三「原則」がホントに必要なのか!?
もうそういうプロパガンダみたいなのが必要なフェーズは過ぎたのでは?
という気がしなくもないです……
(でも実際にこれで救われる人も多い、というふうにも思ったり?)

以上、katobushiからの提案でした!

追伸:
そうでした!TADOKUの三本柱の方は、
きのこさんの言う、free, fun, friends になってますね :tongue:

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katobushi
 
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登録日時: 2012年8月02日(木) 16:53

だいぶ煮詰まってきた?

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2016年8月09日(火) 23:33

katobushiさん、ありがとう、ありがとう!

みなさんの協力でだいぶ煮詰まってきた?
いや、まだまだです。ぜひたくさんの人の意見や感想を集めて、
多読・Tadokuを実際に試みている人たちが指針、方針を作ることになれば最高!

それにはぜひみなさん、書いてください! :pencil:
フォーラムは控えるという人は次の連絡先に!

連絡先・・・
Twitter: @kunisakai
Facebook: 酒井邦秀
メール: tadokuorgあっとまあくgmail.com (NPO多言語多読事務局宛て)
sakaikunihideアトマアクgmail.com (さかい個人宛て)
LINE: さかい@多言語多読 (まだ使い方が分かってません!)

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Re: Tadoku三原則(仮)について・・・

投稿記事by katobushi » 2016年8月12日(金) 17:49

こんにちは、再び katobushi です。

多読友達と三原則についてツイッターで話し合っていて、新たなアイデアが出てきました。
なぜこの考えが出てきたかというと、
ひとつは、「原則」という言葉は使いたくないなということと、
もうひとつは、元祖三原則のような「対学校英語」的な「外観」ではなくて、もっと前向きなのがいいなということです。
まったく説明が足りないのは承知のうえで提案だけしておきます……(上2つと下3つを分けるという手もあるかな??)


『TADOKUの5つの合言葉』

 ◇bitesizeから
 ◇ことばの氷山を
 ◇楽しいことだけ
 ◇TADOKU友達と一緒に
 ◇ひとりひとり違う道を




◇bitesizeから

「読む・聞く」も「話す・書く」も、まるごと 飲み込める/吐き出せる「bitesize(=音のかたまり)」からはじめよう。

    (unlearn的な意味)
    まるごと出し入れできる「音のかたまり」が自分の bitesize。
    まるごと出し入れするので、bitesize の中身については、文法を使って分析的に理解したり、文法を使って一語ずつ組み立てたりする必要がなくなる。
    逆に、まるごと出し入れできないような、自分の bitesize を超えた大きなかたまりを出し入れしようとすると、文法を使っての分析や組み立てが必要になる。
    その結果、一語一語バラバラになり、不自然で捉えにくく、伝わりにくい言葉になってしまう。——文法学習、英作文の否定

◇ことばの氷山を

「絵」と「音」の助けをかりて物語の中に入っていって、その言葉が使われている「場面」や「気持ち」と一緒に、英語を英語のまま吸収しよう。

    (unlearn的な意味)
    辞書や和訳を通した「文字や訳語による理解」では、その言葉が持っているイメージ——どんな場面でどんな気持ちでどんな言い方で使われるのか——に触れることができない。
    言葉は経験的に身に付けるもの。その言葉が使われている「場面」や「気持ち」と一緒にその言葉を大量に経験することで、その言葉のもつイメージをつかめるようになる。
    体に溜まったイメージは、いつか、同じような「場面」や「気持ち」を経験した時に、言葉になって口をついてでる。
    その言葉のイメージを体にためることは、まっすぐ「話す・書く」に繋がっている。ことばの氷山とはこのイメージのこと。——辞書、和訳、文字のみによる学習の否定

◇楽しいことだけ
楽しいから続く、続くから身につく。好きこそものの上手なれ。TADOKUの原動力、好奇心、表現欲……

    (unlearn的な意味)
    間違っていい。正しくなくていい。頑張らなくていい。元祖多読三原則のこころ。解放……

◇TADOKU友達と一緒に
仲間は一番身近な支援者。TADOKUがより楽しく。


◇ひとりひとり違う道を
選書、歩みの速さ、やりたいこと、すきなこと、TADOKUの道、、、 ひとりひとり違うということを大事にする。


最後3つは説明力尽きました。キーワードだけ並べておきます……
さて、ここからわかりやすくしていけるのか!?

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katobushi
 
記事: 1801
登録日時: 2012年8月02日(木) 16:53


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