「コンニャク職人切磋琢磨」フォーラムへのお誘い その一

何でもどうぞ!

「コンニャク職人切磋琢磨」フォーラムへのお誘い その一

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2012年2月20日(月) 22:24

多読村開村からまもなく2年が経ちます。
このところ少しずつ村の目指す方向が見えてきたと思います。

その一つの方向は「学ぶ より 使う」です。「使う」一つの方法は翻訳です。
みなさんが吸収した外国語を翻訳に活かしてみませんか? 
その過程であなたの外国語はさらに磨かれるはずです。

で、これからできる「コンニャク職人の切磋琢磨」フォーラムについてお話しします。
このフォーラムは英文和訳を越えた質の良いコンニャク作りを目指します。 :rainbow:

4月ごろにはこのフォーラムのサブフォーラムは3つになるはずですが、
きょうはそのうち一つについて参加を呼びかけ、
別の投稿でほかの二つについて参加準備を呼びかけます。
なお、参加には多少の条件があります。それは最後に書きます。

すぐに参加してほしいサブフォーラムは「さかいのコンニャクを味見する」フォーラムです。
このフォーラムではさかい@tadoku.orgが翻訳の仕上げに入っている


44 Letters from the Liquid Modern World by Zygmunt Bauman

の草稿を見てもらいます。これから矢継ぎ早に5章ずつ添付しますから、
それを読んで厳しく注文をつけて下さい。厳しければ厳しいほど喜びます。
その辺がさすが職人ですね!

「さかいのコンニャクを味見する」に登録してほしい人は2種類です。

一つは翻訳を職業にしたい、あるいはかなり真剣な楽しみにしたい人。
もう一つは、味見して厳しい注文を言える人です。

  厳しい注文には二つあると思います。
  一つは日本語について、もう一つは翻訳の事実関係の誤りについて、です。
  どちらの味見係も募集します。

翻訳家を目指す人は上の本を買って下さい。
そしてさかい@tadoku.orgがどう訳しているかをつぶさに点検して、
突っ込みを入れて下さい。そこから侃々諤々の議論が始まって、
わたしの腕も、みなさんの腕も上がっていくことでしょう。

突っ込み係の人は原文はどうでもよいので、わたしの翻訳だけを読んで、
いくらでも突っ込みを入れて下さい。
日本語そのものについて、あるいは原書の分野に関する事実について、ですね。
もちろん両方を兼ねて下さっても結構です。

なお、著作権や版権が関わるので、「切磋琢磨」はクローズド・フォーラム グループメンバー限定フォーラムにします。
多読村フォーラムに登録しているだけではフォーラムの存在は見えません。
クローズド・フォーラム グループメンバー限定フォーラムに登録していないとみることができないので、
このフォーラムの進捗状況はわたしあるいはグループ・リーダーから折々に
「みんなの広場/みんなでおしゃべり」で報告します。

当面わたしがメールや掲示板やフォーラムやオフ会で
「面識のある人」だけに登録してもらいます。
わたしは記憶力はありませんが、記憶は歳相応にたっぷり持っていて、
村の掲示板はおろかSSSの掲示板やはるか昔のオフ会で会った人も覚えています。
長い間連絡を取っていないからといって、遠慮なさらずに登録希望を出してください。
(陽だまりさん、おみなえしさん、おからさん、あなたがたのことです!)
希望のメールは infoあとまあくtadoku.org に送って下さい。

では「切磋琢磨」の参加準備について、次の投稿をご覧ください。

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登録日時: 2010年12月13日(月) 23:19
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お誘い その二

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2012年2月20日(月) 23:19

その一に書いた 44 Letters は筑摩書房から出版されます。

わたしの翻訳は決してみなさんがそのまま真似していいようなすばらしいものではありませんが、
わたしの心づもりとしては、44 Letters のわたしの翻訳を見て多読的翻訳の意図に納得した
みなさんがそれぞれに同じような方向で翻訳するようになり、それを出版できることを目指しています。

それを「多読的翻訳」と称するなら、世の中に多読的翻訳が次第に広まって、
日本人が外国の知恵と知識を日本語で、余計な努力なしに吸収し、批判できるようになることが
わたしの長年の夢でした。

その夢は意外に早く緒に就きそうな気配があります。

筑摩書房から、
「社会学と経済学の一般啓蒙書をさかいさんの仲間で訳してもらえないか」
という依頼があったのです。

一般向けとはいえ学術書ですが、こうした翻訳を、早く、うまく仕上げて、
多読村のコンニャク屋さんの評判を次第に高め、
いつかわたしたちが知っていて、いずれ世の中に知られるはずの児童書、文芸書の翻訳も
みなさんができるようになるといいと夢見ています。

  (Magic Tree House も The Invention of Hugo Cabret も Rainbow Magic もそういう本でしたね。)

そこで、依頼のあった2冊の本の翻訳に協力しようという人たちを募ります。
実際の募集は4月からです。3月末までには 44 Letters の最終稿ができあがっていると
思われるので、そこからわたしが本格的に関わって、翻訳作業を進めていきます。

この翻訳には、おそらく何種類かの作業があり、それぞれについて、
「この部分はわたしにも参加させてください!」
という人を募ります。

たとえば、

*翻訳する人(たち) 2冊とも複数の人で翻訳する可能性があります。
*日本語を読んで突っ込みを入れる人たち、
*資料などのリサーチをする人(たち)
*索引作りや図表の整形をする人(たち)

などです。

そうした作業のどれをやりたいか考えながら参加の準備をしていただくために、
次の2冊の本のどちらか、あるいは両方を3月末を目指して、読んでおいて
いただきたいと思います。

一つは社会学の啓蒙書です。


Sociology the Basics by Ken Plummer

これにはKindle版があるようです。

もう一つは経済学の啓蒙書です。


Economics IS Everywhere, 4th edition by Daniel S. Hamermesh

こちらはKindle版はなさそうです。
この本は去年の9月に出た第4版です。読む人がたくさんいるのですね!

ぜひみなさん、準備をお願いします。
みんなで翻訳を作っていくのは整理が大変だと思われますが、それはわたしがやります。
みなさんは日本語を磨き、英語を磨き、頭を磨くつもりで参加してくだされば結構です。

よろしくお願いします。 :heart1:

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新生NPOとの関係!

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2012年2月21日(火) 08:27

大切なことを忘れていました。

    (この構想の始まりがあまりに昔で、NPOの話はごく最近だからだと思われます。)

コンニャク屋さんを通した翻訳は新生NPOの事業として行うことになります。
そのため印税の一部はNPOに入ることになりますが、
NPO分がどのくらいの割合になるかは、おそらく本によって違うことでしょう。
当面さかい@tadoku.orgが判断することにします。

こうした試みはおそらく今までなかったと思います。
しかもコンニャク屋さんの仕事のほとんどはゼロから作っていきます。
紆余曲折、右往左往、「どっちへ行くんじゃい」(「天空の城ラピュタ」より)状態が
続く可能性がありますが、どうか温かく見守っていただけますよう・・・ :datubo:

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