絵本「No, David!」の発見

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絵本「No, David!」の発見

投稿記事by 調布の佐藤 » 2011年10月02日(日) 11:23

絵本好きのみなさん、あ、好きでない人も、こんにちは。

絵本「No, David!」があまりにもおもしろかったので、書いちゃいます。

No, David!


おそらく米国でも人気の絵本なのでしょう。実際にDavidを演じている子供とその両親の映像がYouTubeに出てます。

"NO DAVID" ---- THE MOVIE


映像と音声がずれているのですが、絵本1冊を読むことができる次の映像もあります。

David Goes To School


ある方から、「David Goes To School」を読みながら、描かれている場面とその背景(米国の小学校の仕組み、先生と生徒の関係など)の説明をしてもらいました。これがたいへんにおもしろく、絵本とはいえ、描かれている内容からいろいろなことが読みとれるものだと、絵本に対する認識を新たにしました。その方には、「ぜひ絵本の背景の説明を多読フォーラムで」とお願いしておきました。

次のも読みました。「No, David!」はシリーズで何冊も出ているようです。

It's Christmas, David!


この絵本のを出版したのは、Scholasticです。そういえば、子供向けの歴史書籍シリーズ「HORRIBLE HISTORIES」もこの出版社です。

Scholastic.comのNo, David!
http://www.scholastic.com/titles/nodavid/nodavidindex.htm

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Re: 絵本「No, David!」の発見

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2011年10月02日(日) 14:47

”No David” The Movie -- 見ました。

なんとも言えませんね。
飾り気がなくて、男の子がうれしそうで、
この本がどれほど愛されているか、よくわかりました。 :crying:

ほかにもこのごろよい絵本が少しずつ発見されて、
Oxford Reading Tree のStage 1~3 くらいと並行して読んで十分楽しめる
「芸術絵本」が出てきましたね。

     Oxford Reading Tree や Longman Literacy Land のStory Street を
     わたしは 教育絵本 と呼び始めました。意識してやさしい言葉を使っているからです。

     もう一つ 芸術絵本 という呼び方をするのは、これまで絵本というと普通
     思い浮かべるような本です。Maurice Sendak や Raymond Briggs や、
     John Burningham や Lisbeth Zweiger なんていう人たちの絵本ですね。
     子ども向けだけれどものすごいエネルギーと時間をかけて作ってあるので、
     たいていの場合、英語はむずかしい。

むしろ 教育絵本 と 芸術絵本 の間くらいの本かな。
言葉をわざわざやさしくしてあったり、段階を考えているわけではないけれど、
こどもが一人で読んで楽しめることを強く意識している芸術絵本といったらいいのかな?

調布の佐藤さん、これからもおとなが楽しめる絵本を発見したら、報告をお願いします! :rainbow:

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Re: 絵本「No, David!」の発見

投稿記事by みちっぷ » 2011年10月02日(日) 23:36

調布の佐藤さん、みなさん こんにちは。みちっぷです。

"No, David" がとりあげられたので 登場しました。(村長からいわれまして)

あまりにも有名で みなさんよくご存じだとは思いますが、私の知る範囲で付け足しを。

この本の最初に著者が書いている通り、"NO, David"を書くきっかけは
子供の時自分がかいた本を母親が残していて送ってきてくれたことです。
その本が まさしく"NO David" 。そして、その中でDavid君がやってはいけないことばかりやっていたのです。
そこでリメイク版を作ったわけです。
まあそれくらいは著者がDavid Shannonさんなので、もうとっくに皆さんお気づきでしょう。

表紙をめくると、仁王立ちのお母さん。
こんな服をきているのはいつの時代でしょう?
Davidさんが1960年生まれというから 60年代?
Mom(Marthaさん)はこんな姿だったのだ。

そう思いながら すみからすみまで絵を見ながらすすむと何倍も楽しい。
"No"と"David" しか字がないのに 何度も読み返してしまいます。

皆さんもこんな悪戯をした覚えがあるでしょうし、または親としてご経験があることでしょう。

ここでアメリカ式しつけについて。
アメリカの親は子供をしかるときに

Go to your room! とよく言います。

カッとして大声でおこるのではなく 時間をおいて本人を冷静にさせるために。
特に2階に子供部屋があるなら 絶対嫌がるので そこで自分が悪いことをしたと悟ってもらうため。
でもDavidは反省の色もなく・・・・

そしてあれだけダメよと言ったのに花瓶をわってしまってお母さんの堪忍袋はきれます。
Davidは部屋のはじに座らされるのです。

これをTime out chair とでもいうのでしょうか。
Time out は しばらくじっと座っていること。
しばらく反省しなさいという椅子ですね。

学校の教室にもtime out chair はあります。
わが息子も幼稚園で時々座らされていました。

時間は年の数だけといわれます。5歳なら5分ぐらい。

そして数分経った後 Momは易しくDavidを迎えてあげるのでした。 Davidではなく Davey と甘くて優しい声で。

ある方が、こんなに悪いことばかりしているのに 急に優しくなる と言っていましたが、Time outをしたからなんですね。

親には忍耐が必要です。大声で叱るのではなく、こういう風にできたらいいですね。(私の場合忍耐がたりませんでした。)
育児法も学べる絵本なのです。

大人も楽しめるりっぱな芸術絵本だと思います。
2作目以降はまた後日投稿します。

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みちっぷ
 
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Re: 絵本「No, David!」の発見

投稿記事by 調布の佐藤 » 2011年10月03日(月) 22:35

みちっぷさん、こんにちは。

無理やり引っ張りだしたようになってしまいました。おもしろいお話、ありがとうございます。

普通の生活が破たんしないように、負担にならない程度に、続きのお話、お願いします。

みなさんの知恵とか経験に基づいた話が多読フォーラムに出てくると、おもしろいですよね。いろいろな方がいるのですから、新たな視点の獲得とか、思わぬ発見につながると思います。

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調布の佐藤
 
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