おもしろい本みつけたので書いてみます(^^)
実は、THE BUDDY FILES っていう
やさしくって、おもしろくって、大好きになったシリーズに出会って以来
tryしてみる本、tryしてみる本にことごとく撃沈しているのです
。
もう何冊投げたかわからない今日このごろ(^^;;
こういう、うんとやさしそうなのから行ってみよう
と注文してみたのがこれです。
◎Roscoe Riley Rules #1: Never Glue Your Friends to Chairs
Katherine Applegate作, Brian Biggs絵
96ページ 6000語 Age7-10
HarperCollins (2008/5/27)
話は Time-out(おしおきのために部屋の隅に座らされてる)から始まる。
ロスコーくんは小学1年生。
まず、読み手に向かって
Welcome to the Official Roscoe Riley Time-out Corner. だって。
カッコつけちゃって 君、立たされてる(←日本だとね)だけじゃん!笑
どうしてロスコーくんがおしおきされることになったのか、そのことが語られるシリーズです。
やんちゃざかりの子どもたち。落ち着きがなくなかなか言う事をきかない子どもたちに
悪戦苦闘の新任の先生。
そんなロスコーくんのクラスでopen house(父兄参観日みたいなもの?)があります。
当日の朝、ロスコーくんは家から 絶対にさわっちゃだめな強力な接着剤を
持ち出します。
ロスコーくんにはいたずらをする気などこれっぽっちもなかったのです。
よかれと思ってやったことなのです。
ところが…。
みんなで歌を披露してパパ、ママたちの拍手喝采を受ける中
とんでもない事態が巻き起こります。
語り口がなんというか軽妙というのか、
始めはこれにびっくりしました。
7歳児らしい生活が描かれてるっぽいのはわかるんだけど、
えーーー? なに? なにが書いてあるのかわかんない!!
こんなに易しそうな体裁の本なのに、また投げなきゃかな
と思いながらそれでも読みきってみると
あぁ、そういう本なんだ!って なんかわかった気が
。
それで #2を読んでみると、わからないところはあるけど 初めからすごい楽しめた。
どういうシリーズかわかると案外すんなり楽しめるものなのですね。
それで、もう一回 #1を読んでみると
もう、最初っから このカッコつけたような おかしな語り口に笑えて、
投げなくてよかったー!って久しぶりに楽しい読書ができました
。
同じYL3と言っても、GRやMTHのようにお行儀のいい文章やら、
こういう活きのいい文章やらがあるんだなー。
多読初期に 自分はレベル3と思ってる人がうっかり手に取るとショックを受けるタイプの本ですね(^^;;
一見やさしい言葉にみえてぜんぜんなんのことかわからないのは
ナチュラルなしゃべり言葉だったり、決まり文句だったりするんですよね。
2度読んでもナゾなところはあちこちにあるけれど
いや、笑っちゃいます。Roscoe Rileyくん!
そーだ!
これ、Animorphsの作者なんですね!
私はまだ読めないけれど、あれだけの評判の本ですもん
なるほど、うまいわけだ(^^)
◎Roscoe Riley Rules #2: Never Swipe a Bully's Bear
こっちも、おかしいです。
そして、笑えるだけじゃなくなんだかしんみりもします。
こんな小さい子の話でこういうことを描いちゃうんですね。
Katherine Applegateさん、やっぱうまいです
。