【本の本】

何でもどうぞ!

【本の本】

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2011年8月15日(月) 17:55

【本の本】はいかにも多読村らしいトピックです??おもしろいし、危険!

http://bbs.tadoku.org/kb7.cgi?b=yayakoshiki&c=e&id=6297

危険??というのは・・・

掲示板では2010年9月以来 【本の本】 という件名で、たくさんの投稿が続き、
紹介されたおいしそうな本をついアマゾンでクリックしてしまう例が続出。

わたしの予想では、【本】 はこれから高価な嗜好品になっていくでしょう。
一般の小説、実用書、多読用図書などはすべて電子本意なると思われます。

多読仲間の間では、「え! この人まで!?」 という人が電子本リーダーを手にしています。

けれども good old printed and bound books はそもそも多読の原点とも言うべきもの。
わたしたちの紙の本に対する愛情は電子本の登場で、高まり、深まりこそすれ、消えたり、減ったりすることはありえません。

そこで電子本の(来るべき)大流行に対する強力なワクチンということで、このトピックでは

  本の本

の話をしようと・・・

本が主人公、本の魅力が主人公、重要な背景、通奏低音、という本は
結構ありそうですね。

どうぞご自由に思いの丈を語ってください!

では、本をめぐる旅に 出発!

なお、掲示板の 【本の本】 のスレッドはあまりに貴重であり、永久保存に値する情報ばかりなので、村のアーカイブに収容することにします。 :toshokan:

情報の移転作業を手伝ってくださる方を募集します! :heart2:

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Re: 【本の本】世界は本でできている! エディンバラのミステリー「本」

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2011年9月14日(水) 00:38

リアナさんがtwitterで次のページのことを知らせていました。

http://community.thisiscentralstation.c ... 26249.html

実に【本の本】にふさわしい作品たちです。

すぐに思い出したのは The Name of the Rose の図書館。 :toshokan:
あの図書館の配列は世界をそっくり再現しようとしていた。

このページの作品たちもわたしたちに「全世界は本の中にある」と伝えているような気がします。
一つ一つ、じっくりどうぞ・・・

追伸 記事の最初のパラグラフを読んでください。
まるで The Name of the Rose のはじまりそっくり!

うーん、これではなんだかみなさんをじりじりさせているだけのような・・・ :doh:
近いうちにどこがそっくりなのか、書きます、時間があれば。

ちょっとだけヒントを・・・

この記事は作品の写真が多いのでかなり長いのですが、
いちばん下に STV というリンクがあります。
これをクリックすると、少しだけスコットランドなまりの librarians が現れて、
このミステリーを説明してくれます。

なお、まだ謎は解けていないそうです。なんと楽しいことでしょう!

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Re: 【本の本】 本屋さんの地図 The Book Bench から

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2011年10月02日(日) 23:07

やはり本好きとなると、こういうことも凝りたくなるのは当然ですね。

掲示板の 【本の本】 では、ロンドンの古本屋さんを紹介したガイドブックを紹介しましたが、
今回の本屋さん地図は、ロンドンの independent bookshops の地図です。

  (independent は、おそらく「チェーン店ではない」の意味?)

ロンドンにできた地図を、ニューヨークっ子がうらやみ、くやしがっている記事です。

東京にも、本屋地図はありますよね? わたしは知らないけれど。 :sweatdrop:

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Re: 【本の本】和書ですが・・・「ビブリア古書堂の事件手帖」

投稿記事by みちる » 2011年10月03日(月) 01:54

これは「本の本」という本を読んだのでちょっとご紹介。



古書店+安楽椅子探偵ものって面白そう。
でも、ラノベはなぁ・・・。う〜ん。
と思いつつ、台風の日の長い帰り道に読む本がなくて購入。

読んだら、かなりハマってしまいました。

主人公は、小さいころの出来事をきっかけに、本を読むと気持ちが悪くなって
しまう20代前半の男性と、尋常ではない人見知りなんだけど、本の話になると
別人のようにイキイキと話しだす20代半ばの古書店主の女性。
そんなキャラクター設定はラノベ・・・なんですが、出てくる本が渋い!
そして、中に出てくる本を全部読みたくなってしまうような本なのです。

「せどり男爵数奇譚」もそうですが、
「古書」が好きな人は、その本が色々な人の手に渡ってきた歴史を込めて
その本が好きなんだなということが強く感じられる本です。

やっぱり、本は紙でないとねとも思ってしまいます。

この本を読んで・・・中に出てくる
(何故か持っている)小山清全集の「落穂拾ひ」(これぞ珠玉の短編!)に進み、
 

梶山季之「せどり男爵数奇譚」(一線を超えるくらい本に魅せられた人たち)に進み、


中には出てこないけれど
小山清を読んでいて思い浮かんだのと、古本についての小説ということで、
野呂邦暢に進んでみようかなと思ったりしています。


この止まらなさ加減が、本の本ですね・・・。

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The New Yorker 誌のブログから

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2011年10月03日(月) 21:34

ひさしぶりの In the News がブログからこちらに引っ越してきました。

みちるさんが一つ前の投稿で言っているように、「やっぱり、本は紙でないとね」なんですが、

  (特に【本の本】ではね)

電子本の大きな役割はここでしょ! という例が
http://www.newyorker.com/online/blogs/books/2011/09/in-the-news-resurrected-volumes-a-plea-for-roth-1.html

の上から二つ目の記事に出てきます。
絶版本の復刻です。 

  (復刻という用語は木に文字を彫っていた時代の名残でしょうか?
   その後活版になり、写植になって、いまではだれも 字を刻む人はいそうもありませんが)

この記事によるとイギリスの Bloomsbury という出版社(ハリー・ポッターを出したとこr!)が
まずは57冊を電子本のみで出版し、今後も続けるつもりのようです。

Eleanor Farjeon の全作品が電子版にならないものだろうか?
挿絵は我慢します。

もう一つ、The Great Gatsby がまた映画化されるのですね。
オーストラリアで撮影中で、6時間半の舞台にもなり、その人気が衰えない・・・
という記事がリストの下から二つ目です。

【本の本】で電子本が話題になることは少ないと思うので、ご紹介しました。 :toshokan:

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Re: 【本の本】Selznickの新作「Wonderstruck」驚異の絵本!

投稿記事by AMINO » 2011年10月08日(土) 09:13

紹介するのは「Wonderstruck」 Brian Selznick
どこに書こうかと迷いましたが題名と同じ本が物語の中で大きな意味をなしている、
ということでここで紹介しますね。

Selznickの前作「The Invention of Hugo Cabret」に打ちのめされた方は多いと思います。
(スコセッシ監督で映画化されて2012年3月には日本で上映予定)
その新作がついに出版されました。
そしてその内容も前作と同じくスゴイ。
前作は500p超の分厚い絵本?そして今度は600p超です。

主人公は2人、少年と少女。
少年のストーリーは文字で語られます。そして少女のストーリーは絵によって。
その上その年代は50年はなれているのです。(ここは冒頭からわかるのです)
果たしてこの全く違うように見える2つのエピソードがいかにつながっていくのか?

すばらしい表現力(絵、文)とアイディアが織りなすまるで映画を見ているかのような臨場感。
私はKindleを購入以来、めっきり紙の本を買うことが減りましたが
Serznickだけはずっと紙で(そしてハードカバーで)読んで行きます。
(次作も期待してますよ?)

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【本の本】10 of the most memorable libraries in literature

投稿記事by グリーン » 2011年11月27日(日) 22:58

GuardianのBook Review に10 of the Best シリーズというものがあり、今回は思わず食い入る様に読んでしまった記事。本に登場するLibrariesだよ??。

http://www.guardian.co.uk/books/2011/nov/25/10-best-libraries

? The Name of the Rose by Umberto Eco
おお?言わずと知れた・・・・ これは同意。
? "The Library of Babel" by Jorge Luis Borges
ああ??これも同意。
? The British Museum Is Falling Down by David Lodge
David Lodgeは読んだことないけど、これはタイトル買いしそう。
? Kafka on the Shore by Haruki Murakami
実はこれは読んだ。こんなところにまで登場するなんて、村上春樹はホントに世界のMurakamiになったんだと、そっちに感心。
? New Grub Street by George Gissing
これは知らなかったけど、Penguin Classicsから出ている。
? Possession by AS Byatt
1990年のブッカー賞受賞作。何となく素通り。
? Unseen Academicals by Terry Pratchett
すごく売れたやつね。でも喰わず嫌いで素通り。
? "A General in the Library" by Italo Calvino
Calvinoはだいたい読んでいるはずなのにこれは何だろう?と調べたら、Prima che tu dica 'Pronto'という短編集の中の1つだった。う??ん、読んでみたい。
? Atonement by Ian McEwan
読んでないけどこんな本あったっけ。
? Titus Groan by Mervyn Peake
ゴーメンガースト3部作って邦訳も出ているゴシックファンタジーらしい(あまり得意分野ではない)。でも面白いってみんな言っているなあ。

”あぁ??” だの ”おぉ??” だのひとりで楽しんだ揚句、アマゾンへ行ってとりあえず1冊ポチリました。

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グリーン
 
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登録日時: 2011年9月06日(火) 01:20

Re: 【本の本】10 of the most memorable libraries in literature

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2011年12月02日(金) 18:08

わたしはグリーンさんの本好きには到底及びませんが・・・ :datubo:
グリーン さんが書きました:GuardianのBook Review に10 of the Best シリーズというものがあり、今回は思わず食い入る様に読んでしまった記事。本に登場するLibrariesだよ??。

http://www.guardian.co.uk/books/2011/nov/25/10-best-libraries

? The Name of the Rose by Umberto Eco
おお?言わずと知れた・・・・ これは同意。

ぼくからも一票!
・・・途中を省略・・・
? The British Museum Is Falling Down by David Lodge
David Lodgeは読んだことないけど、これはタイトル買いしそう。

David Lodge は大体読んでいて、どれもおもしろかったのに、これは読んでない・・・
? Possession by AS Byatt
1990年のブッカー賞受賞作。何となく素通り。

これは途中で投げ。DVDが出ているんですね、実は。貸してもらったけれども見ていない。
これを機会に見て、できるだけ早く返そう!
? Atonement by Ian McEwan
読んでないけどこんな本あったっけ。

映画は観ましたね。Kiera Knightley だから観たのだったか?
? Titus Groan by Mervyn Peake
ゴーメンガースト3部作って邦訳も出ているゴシックファンタジーらしい(あまり得意分野ではない)。でも面白いってみんな言っているなあ。

へー・・・ 図書館の本なんだ! Mervyn Peakeの表紙がよかったので買いましたが、見てもいない?
”あぁ??” だの ”おぉ??” だのひとりで楽しんだ揚句、アマゾンへ行ってとりあえず1冊ポチリました。

こうしてみると、図書館は迷宮なんですね。しかも世界が詰まった迷宮。
4次元迷宮。「薔薇の名前」の図書館は特にそうだという気がしますが、
「薔薇の名前」ではその迷宮に通ったアリアドネの糸がミステリーの鍵なのだった!

もう一つどうしても挙げておきたいのは、Carlos Ruis Zafon の The Shadow of the Wind です。
この中のThe Library of Forgotten Books の魅力的なこと! 日本語訳も出ているはずです。
本好き、図書館好きのみなさんはぜひ立ち読みを!

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【本の本】The British Museum is Falling Down

投稿記事by グリーン » 2011年12月20日(火) 02:14

後日談。

↑の記事の後ポチッたDavid LodgeのThe British Museum is Falling Downを読み終えました。

確か10 of the most memorable LibrariesだからLibraryの事を語るべきなんだろうけど、違うところで大笑いして終わってしまった。David Lodgeは初めて読んだけど、自身で「コミックノベル」と名付けているくらいで、まさしく洒落まくっているイギリスの本ですっかり気に入りました。

主人公Adam Applebyは、25歳にして既に3人の子持ちで貧乏学生。「The Structure of Long Sentences in Three Modern English Novels」というテーマで論文を書かなきゃならないのに遅々として進まず、仕事も探さなければならないのに見つからず。貧乏に追い討ちをかけるように、奥さんが4人目の子供を身ごもったかも知れない!2部屋だけの狭いフラットでもう1人赤ん坊がいたら、勉強机も置けない、第一家族が飢え死にする。問題は彼ら夫婦がカトリックで避妊は許されず、でもそれじゃあ一家は破滅する・・・というジレンマを抱えながら、今日もおんぼろスクーターを駆り出し、大英博物館のReading Roomへ向かう。精神的にはもう倒れる寸前。なのに奥さんと子供たちは陽気にボケをかまし続ける。

実はカトリックの教義やら、イギリスアカデミズムの風刺やら、なによりも大英博物館図書室が舞台だからその描写におお??とならなきゃいけないんだろうけど、その辺りは難しかったから、私はわかった面白いところだけでひとり笑いながら読み終えて大満足した。

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登録日時: 2011年9月06日(火) 01:20

David Lodge だ!

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2011年12月26日(月) 11:41

David Lodge はわたしの好きな作家なので、出てきました。

ほとんど読んでますね。おもしろいです。
知的なおもしろさだけじゃなくて、人間をぐっさりと切るおもしろさもあります。
それなのに、偉そうではない! 自分も当然切られる中に入れている。

Michael Connelly と「純文学」の間くらいかな?

あ、そうだ、筒井康隆さんの「文学部唯野教授」は間違いなく David Lodge に
ヒントを得たと思われます。筒井さん本人がどこかで David Lodge の
翻訳を愛読していると書いていました。

翻訳はしかしあまりいただけない・・・
典型的な英文和訳で、あれで David Lodge を楽しめる人は相当自虐的な
面がある人じゃないかな?

もっとも代表作 Small World の地の文には現在形と過去形が混在していますが、
わたしには、どうしてそういう工夫がしてあるのか、わかっていません。
ぼくが翻訳した方がよいものになる、というわけではないです。

   (ただし、翻訳の題名は「小さな世界」ですが、それはあまりに芸がない。
   「世間は狭い」と似た決まり文句なので、せめて「世界は狭い」かなあ。
   登場人物が世界のあっちこっちで開かれる学会で鉢合わせします。
   その様子はまるで大学の先生を Mr. Bean が演じているかのよう・・・

   David Lodge は自分で一連の「学者物」を Academic Romance と呼んでいます。)

グリーンさん、来年もおもしろい本に当たりますように・・・! :rainbow:

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