ブログ「町の名前を一つ」から・・・ 「語数より冊数?」

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ブログ「町の名前を一つ」から・・・ 「語数より冊数?」

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2013年1月07日(月) 23:26

facebookにも同じ内容を投稿しましたが・・・

******************************
わたしのブログ「町の名前を一つ」では、しばらく前から「語数より冊数?」という
連続記事を書いています。100万語といった語数が一人歩きをして、よくない結果を
生んでいることがありそうだからです。たとえば一口に100万語と言っても、
1冊10万語のペーパーバックを10冊読むのと、1冊1000語の絵本を1000冊読むのとでは、
言葉の染みこみ方がまったく違うと言って良さそうなのです。

その「語数より冊数?」の最新投稿を紹介します。
http://tadoku.org/sakai-note/archives/2013/01/07_2317.html
******************************

もう一度、さめちゃん、ありがとう! :applause:

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Re: ブログ「町の名前を一つ」から・・・ 「語数より冊数?」

投稿記事by denko » 2013年1月09日(水) 23:01

酒井先生 こんばんは。

  >1冊10万語のペーパーバックを10冊読むのと、1冊1000語の絵本を1000冊読むのとでは、
  >言葉の染みこみ方がまったく違うと言って良さそうなのです。

    ご意見には、全く異論ありません。が、
    絵本、1000冊の入手はかなり困難なのではないでしょうか?
    現状では、多読に理解のある学校以外では。

    先月、忘年会で子供がいる友人、知人の愚痴でいかに日本の教育費に
    お金がかかるのか という話をさんざんきかされてきたので、気になります。
    英語の絵本 1000冊 読んだほうがよい とおっしゃられると、多読は
    一部の非常に恵まれた環境にある方だけのものになりはしないでしょうか。
    手持ちの資源を有効活用して、レベルUPする方法もご教示いただきたく思うのであります。

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登録日時: 2012年3月24日(土) 13:47

Re: ブログ「町の名前を一つ」から・・・ 「語数より冊数?」

投稿記事by みちる » 2013年1月09日(水) 23:48

酒井せんせい、denkoさん、こんにちは〜。

私の実感だと、文章だけより、絵か音があった方が染み込みやすい
かなぁ・・・。
何万語の本でも、音があると染みこみ具合は違うと思います。

そういう意味では、子供向けのアニメを字幕ありで見るという
動画LR?が最強だなと思います。
(文字と結びつけるのには最強ということで、文字と結びつける
必要を感じない人は字幕なしでもちろんOKですが。)

そんなわけで、冊数でもなくて、

文章、易しさ(理解できる速さ)、量、繰り返し、文章のリズム、
面白さ(インパクト)、絵、音、動画、他にもあるかも・・・

そんな要素を、取り入れやすいように増やすというのもいいのでは
ないかなぁ・・・という風に思っています。

denkoさんの書かれていた値段も考えるなら、私の場合は、
冊数よりも音と楽しさを選びます。 :party:

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登録日時: 2011年9月08日(木) 22:44

Re: ブログ「町の名前を一つ」から・・・ 「語数より冊数?」

投稿記事by omayu338 » 2013年1月10日(木) 10:38

Twitterでの酒井先生の投稿へは返信したのですが、こちらでも。

まず、語数より易しい本を沢山で、染み込み方が全く違うという主旨の投稿と思ったのですが
リンク先はたくさん読んだ記録であって、その結果、どう違うのかには触れてないのですね?
(読み落としてたらすみません)


そしてdenkoさんと同じ様なことを、しばらく前から私も思っています。

ORT(oxford reading tree) からの多読が勧められるようになってからです。

私自身、多読に出会った時に、もしORTの字のない絵本から読むように言われていたら、
語数あたりの単価が高すぎて経済的に無理だったし
図書館にその他の薄い本が有ったとしても、借りられる冊数は決まっていますから
仕事をしながら何度も図書館に借りに行くのは大変なので多読そのものを始めていませんでした。
当時は「自分が楽に読めるレベルから」だったから始められた。

現在はnet上に色々なコンテンツがあり、安く手軽に始められると言われますが、
パソコンなどでのnet環境がある人にしか当てはまらず、
自分の周りを見る限りは、現実に興味を持ってくれた人の殆どは日常でPCを使わない人達なので
お貸し出来る私の手持ちの本以上に多読を続けてる方は、残念ながらいらっしゃいません。

学校や図書館に語数の少ない本が沢山読める環境が整って行くのは喜ばしいのですが
一方で酒井先生のお言葉をお借りすれば、「多読の敷居」が上がって行っていると感じています。

いち一般社会人多読実践者であり、周囲に多読を勧めたい一人の意見として書かせて頂きました。


ところで、みちるさんに質問です。
テレビを持っていないので良くわからないのですが、子供向けの番組に字幕をつけるのは
通常の無料放送で多読というレベルで可能なのでしょうか?
可能なら経済面で多読が進まない友人達にお勧めしたいので教えて下さいませー。

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Re: ブログ「町の名前を一つ」から・・・ 「語数より冊数?」

投稿記事by みちる » 2013年1月10日(木) 12:47

omayu338さん、こんにちは。

私はDVDで見ているので、普通のテレビについては分かりません。
ごめんなさい。

私が、最初に多読用の本を買ったのは、Lobelの絵本とMTHの本で、
一冊1000円くらいでした。
Lobelの本くらいの本をもっと欲しいと思いましたが、1000円では・・・。
「快読100万語」からだったので、名前を覚えていたMTHなら、
がんばれば何とかならないか??と。
Lobelの本でも息切れしていたくらいなので、3日くらいかけてかなり
へとへとになって読みました。

その後、amazonなら半額くらい(当時の価格)で買えるんだと知って、
でも、買ったのはやっぱりMTHでした。
Lobelはコストがかかりすぎ?と。
多読を進めていくようになって、多読のよさを感じられてからはじめて、
I Can Read Bookなど買うことができる様になりました。
入り口では、買えなかったです。
価格ってかなりハードルになりますよね。

参考までに、私にとってありがたかったのは、
?本屋で立ち読み(数十語?数百語レベルの本は大手書店じゃないと
あまり置いてないのが残念ですが。)
?地元の図書館(多読様の本はないですが、英語の絵本は1000冊以上
あります。図書館のソファーで横に10冊くらい本を置いて読んだりとか、
何度も楽しみました。)
?ブックオフ(最近は、どのブックオフでも洋書コーナーありますね。
結構、多読向けのGRや児童書を見かけます。絵本などは結構立ち読みも
しました。)
?ネットオークション(買うよりも売る方でありがたかったですが・・・。
中古で買って売れば、ほぼタダで読めますね。儲かることも。
頼める友達がいれば、ネットがなくても利用できるかも。)

コストの話ばかりで、ちょっとスレッドからずれてしまいました。
すみません。

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大量の絵本はどうやって手に入れる?

投稿記事by さかい@tadoku.org » 2013年1月10日(木) 16:37

Denkoさん、omayuさん、みちるさん、みなさん、こんにちは。

そうです。語数より冊数と強調したいのは、言葉を白い紙の上に印刷した黒い字として考えると、
言葉の世界が痩せる、味気ない、広がらない、という気がするからです。

世の中の人が冊数やページ数を中心に考えるようになれば、絵本をたくさん読む方向に行くだろうと思います。
そうすれば言葉の世界が広がる、豊かになる、深くなる!

  (語数だけだと、ほんとに痩せていく・・・ ペーパーバックだけを読んでいる人というのは、
   それで楽しければなにをかいわんやですが、言葉の世界がいつまで経っても白黒な場合が
   少なくないと思われます。)

Denkoさんの投稿もomayuさんの投稿も、そんなに冊数を強調されると
多読を始めにくくなるという主旨だと思います。
絵本は手に入りにくくて高い! しかもそれを1000冊!?

そこで多読を「お金のない人」にも楽しめるようにするために、
NPOでは今のところ二つの方向を考えています。

一つは学校、一つは図書館です。

学校関係に多読を広める努力はこれまでもしてきたのでご存じでしょう。これからも粘り強く続けます。

図書館関係は学校以上に大事だと思っていて、これまでもいろいろやってきました。

  (Dillさんに紹介してもらって調布市長に会いに行きましたね。ま、体よく追い払われました。
   10年くらい前のことでした。Dillさん、ありがとうございました。少しずつ実を結んでいます!)

ジェミニさんの図書館書店情報ページ、ミグさんの図書館所蔵多読用図書データベース、
それにブログで図書館情報を公開してくださる人たち、
yksiさんの公立と学校の図書館への働きかけ、たかさんのtadoku_navi・・・

そしていま、NPOは日本図書館協会から図書館多読の本を出そうとしています。
近いうちに図書館多読関係のみなさんに原稿依頼をして、11月に出版の予定です。
日本図書館協会はいわば日本の図書館の総元締めみたいなもので、
そこから図書館多読の本を出版すれば、全国の図書館に多読用図書が入りやすくなるのではないかと
期待しています。楽しみにしてください。

  (ま、要するに、この本を持って、みなさんに地元の図書館にかけあってほしいわけです!
   調布でも、ほかのところでも、ほとんどの図書館はいろいろな理由を挙げて多読用図書購入は無理だと
   言ってきました。そのうちのいくつかは確実に理由にならなくなる・・・はず?)

で、さらに大事なのはここからです・・・

学校や図書館に多読用図書(特に絵本)が備えられるまで待てないという人にはみちるさんが挙げている
DVDやYouTubeをお勧めします。

絵本はじっくり好きなだけ一つの絵を見て、心を動かされて、いちばんやさしい(いちばん基本的な)外国語を吸収します。

DVDやYouTubeの動画は こちらのペースで楽しむわけにはいかない分、音と状況と表情と物語の展開で、
観賞と吸収をよくしてくれます。

世の中は変わってきました。
三原則多読を言い始めたころはORTさえなかった(あったけど、わたしは気づいていなかった)。
朗読は高くて手が出なかった。映画のビデオも高かった! 借りるのにも1本300円!!

ようやく「お金のない人」にも大量にやさしい素材が手に入る時代になってきました。
絵本がなければ、DVDやYouTubeがいいと思います。

  (実はDVDプレーヤーを持っている人が多いのはやはり東京です。
   そこにすでに「格差」があります。けれども、DVDプレーヤーもだいぶ安くなってきました。
   ビデオ屋さんをうまく利用してください!)

これからは絵本と映画、ドラマで大量吸収することが主流になるでしょう。楽しみにしてください!
(そうした情報もNPOのサイトで集積していきましょう! サイトが新装開店なったら、よろしくお願いします・・・) :toshokan:

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Re: ブログ「町の名前を一つ」から・・・ 「語数より冊数?」

投稿記事by omayu338 » 2013年1月13日(日) 21:13

みちるさん、酒井先生、denkoさん、みなさんこんばんは。omayuです。

みちる さんが書きました:
私はDVDで見ているので、普通のテレビについては分かりません。
ごめんなさい。

私が、最初に多読用の本を買ったのは、Lobelの絵本とMTHの本で、
一冊1000円くらいでした。

多読を進めていくようになって、多読のよさを感じられてからはじめて、
I Can Read Bookなど買うことができる様になりました。
入り口では、買えなかったです。
価格ってかなりハードルになりますよね。

コストの話ばかりで、ちょっとスレッドからずれてしまいました。
すみません。


みちるさん、お返事ありがとうございます。
DVDのお話なのですねー。やはり借りるか買うかですね。ちょっと残念。

そしてMTH(magic tree house)が一冊千円!確かにその位しましたねw

コストの話はdenkoさん以降のこのスレッドの主題だと思います。

今はkindleでだいぶ安価に多読図書が手に入るようになったものの、
「語数の少ない本を冊数多く」は、やはり高コストだし、無料やサンプル狙いでも
それを利用するにはkindleか、そのアプリを使うためのガジェットが必要なわけで、
持っていない場合、みちるさんのおっしゃるように、入り口でのそこへの出費はかなりのハードルですよね。

私の周りで多読に興味を持ってくれる友人は、お子さんが小さくてお金に余裕がなく
外に出る自由な時間もなく、ネット環境もない人が多く、前の投稿はそういう人ものことを含めて
多読の敷居が高くなっていっている事を書いたつもりでしたが、
先生の返信ではコメントのことに触れられてるのに 返信内容ではそこは一つもクリアされてませんね。


図書館の絵本ですが、いわゆるLR(レヴェルドリーダー)絵本があるところは少ないし
多くの図書館にある一般にいうところの絵本(ハードカバーのもの)は初心者には難しいですよね?
先生が指してらっしゃるのはどちらの絵本の事なのでしょう?
絵本という事で後者が沢山導入されても、多読の入り口の敷居は下がらないと思います。
(そもそも、図書館に頻繁に行かれるかというか、というと周囲では行かれない方が多いです。)

スレッドの流れからすると、先生の返信投稿は、条件を満たせる人にだけやってもらう。
みたいに感じてしまいました。
ま、現実にネット環境もお金も時間も自由に成らないと難しいので、そういうことになりますけどw

denkoさんの
denko さんが書きました:    一部の非常に恵まれた環境にある方だけのものになりはしないでしょうか。
    手持ちの資源を有効活用して、レベルUPする方法もご教示いただきたく思うのであります。

という投稿も、私の言いたいことと同じような事なのでは?と思いましたので、私もここに投稿を付けました。

***************************
追記します。

別の広場のこちらの投稿
http://forum.tadoku.org/viewtopic.php?f=10&t=819&p=4771#p4770
( :bullet_red: リンクが違っていたので1/15に訂正しました)

の中のMIKIさんのおっしゃっている

"今思えば、私が多読を始めたときもそうでした。
「洋書を読めるようになる」という目標を掲げて、単語を覚えたり、文法を学んだりするのではなくて、
いきなり、「読めるレベルの薄い洋書」を読んでしまう、という逆転の発想がとっても面白かったし、
実際始めてみたら、想像以上にあっさりと、楽しく、するする読めてしまったのが嬉しかったです(^^)

katobushi さんが書きました:
変に子供向けとかじゃなくて、今の自分が(かなり!)魅力的に感じるものが良いと思います。

ここ、重要ポイントですね!
どんなに、易しいものから始めるのがいいと言われたって・・・ね。
katobushiさんのように、幼児向けの作品を心から楽しめる大人はごくまれでしょうし。"

というコメント、こちらでも重要ポイントかと。。。
MIKIさんすみません、勝手に引用させて頂きました。 :redface:
最後に編集したユーザー omayu338 [ 2013年1月15日(火) 00:06 ], 累計 1 回

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Re: ブログ「町の名前を一つ」から・・・ 「語数より冊数?」

投稿記事by みちる » 2013年1月14日(月) 00:16

omayuさん、みなさん、こんばんは。

> 私の周りで多読に興味を持ってくれる友人は、お子さんが小さくてお金に余裕がなく
> 外に出る自由な時間もなく、ネット環境もない人が多く、前の投稿はそういう人ものことを含めて
> 多読の敷居が高くなっていっている事を書いたつもりでしたが、
> 先生の返信ではコメントのことに触れられてるのに 返信内容ではそこは一つもクリアされてませんね。

私もそう思いました。
英語以外の外国語については、普及はより難しいでしょうし、
図書館やレンタルビデオショップなどが簡単にはいけない地域も
ありますしね。

もちろん、いろいろNPOの方々を中心に頑張ってくださっていることも、
素晴らしいことだと思いますし、
読める環境にあるならば、易しい絵本を読んだほうがいいというのも
分かりますが・・・。

私は、より

> 語数より冊数と強調したいのは、言葉を白い紙の上に印刷した黒い字として考えると、
> 言葉の世界が痩せる、味気ない、広がらない、という気がするからです。

先にも書きましたが、広げるのにはいろいろな要素があると思うんですよね。

まずは、読まないよりはとりあえず手に入るものを読んでみたほうがいい。

・絵や音があればよりイメージが膨らみやすい。(動画ならなおさら。)
・易しい文章のほうがすっと頭に入ってくるし、繰り返し表現が多いと、
より印象的に頭に入ってきやすい。
・仕事や趣味のことなど興味があることならより頭に残りやすい。
(英語を勉強するのではなく、英語で勉強するといいと書いてある本など
ありますが、私もそう思います。)
・面白い本や印象に残る本は、フレーズなど自然に入って来やすい。
・リズミカルな文章の本はより耳に残りやすい。
・少ないよりは多いほうが積み重ねも多くなる。

などなど。

後は、易しい本を読むのがいいと言われて、読んできたけれどレベル2〜3で
行き詰ってしまったという方がいて、100%理解しようとしているでしょう?
と訊いたら、そうかも・・・とおっしゃっていた方を何人か知っています。
レベルを2くらいあげて、全部理解できなくても当然と思う本を読んでみたら
とアドバイスしたら、一ヶ月後にはずっと読みたかったPBを読めたと
嬉しそうにおっしゃっていた方も。
易しいにとらわれて、進めなくなってしまう人もいるなぁって思うのですよね。

例えば、費用なども考えると、
仕事や興味ある分野の易しい英語の本を読んでみるのはどうですか?
興味のある分野についても学べて、英語にも触れられて一石二鳥ですよと
言われたら、やってみようかなぁと思う方もいるかもなんて思います。

できるだけ、入口のハードルは低くして、良さが分かってから、
易しい本もすこしずつ読んでみるというのもいいですよね。

図書館の本は、ORTなどはありませんが、I can readシリーズなどは
結構置いてあります。
いわゆる芸術的な絵本ではなくて、子供が自分で読めるようにと
書かれたような絵本は易しいものが多いです。
こういうものの良さは、アメリカなどの方と交流する機会があるときに、
読んだ読んだ〜と盛り上がれること。
スースの絵本や、おやすみなさいおつきさまの本など
lang-8などでも、同じ本を読んでいるね〜と話すことができました。

(追加)
書こうと思っていたけれど忘れていたことがあるので・・・。

私もそうなのですが、読書時間のほとんどは通勤時間という人は多いのでは
ないかと思います。
スマートフォンなど動画が見られるデバイスは持っていないですし、座れない時
が多く、何冊も持ち歩いて、何冊も読みかえてということは難しいです。
通勤時だと、児童書の表紙でも恥ずかしいという方も結構いますよね。

友達だと、車通勤で、家族がいるので家で本を読むということもなかなか
難しいから、本なんて年に数冊しか読めないという人も。

そんな状況にあって、最初に1000ごくらいの絵本か、動画と言われたら、
あ、無理と思ってしまうよなぁ・・・と。

易し目のGRなら、恥ずかしくなく冊数も少なくて済むし、
音も合わせられたら、よりイメージが広がる。
それに合わせて、児童書やビジネス書などにも広げていけば、
どうかなとか、
子供歌や易しいオーディオブックの音源をリスニングしてみたり、
シャドウイングをしてみたりして、時間があるときに音源を聞いた
本や、絵のある本を読めそうなら読んでみてはどうかなとか・・・。

そういう風に言われたら、やってみようと思えるかもしれないなと
思ったりも。

ある程度の語数を読んでいるのに、多読が合わなかったという方は、
想像力がないあるいは自分で広げていくことができない人で、
多読ってこんなものと決めつけて、そこの中でやらなくっちゃいけない
と思ってしまった人なんだなぁなんてことをいくつかのブログを見て
いて思いました。
(そういう広がりがないブログを見ることは止めることにしたので、
その後その方たちがどうなっていくのかは分かりませんが。)

なので、絵本とかページ数とか、そういう事ではなくて、
自分に合わせてどういうふうに取り入れていけばいいか、どういう風に
広げていけばいいかということを考えられるようにする。
そういうのが大事なのではないかなぁ・・・という気がします。

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登録日時: 2011年9月08日(木) 22:44

Re: ブログ「町の名前を一つ」から・・・ 「語数より冊数?」

投稿記事by katobushi » 2013年1月14日(月) 15:02

みちるさん、みなさん、こんにちは。

みちる さんが書きました:ある程度の語数を読んでいるのに、多読が合わなかったという方は、
想像力がないあるいは自分で広げていくことができない人で、
多読ってこんなものと決めつけて、そこの中でやらなくっちゃいけない
と思ってしまった人なんだなぁなんてことをいくつかのブログを見て
いて思いました。
(そういう広がりがないブログを見ることは止めることにしたので、
その後その方たちがどうなっていくのかは分かりませんが。)

なので、絵本とかページ数とか、そういう事ではなくて、
自分に合わせてどういうふうに取り入れていけばいいか、どういう風に
広げていけばいいかということを考えられるようにする。
そういうのが大事なのではないかなぁ・・・という気がします。


特に何かを提案出来る訳ではないのですが。。。

多読フォーラムで色々相談していて嬉しかったことは、
いろんな歩み方を許容してもらえたことでした。
でも進めていくうちに僕自身が、
「多読ってこんなものと決めつけて、そこの中でやらなくっちゃいけないと思ってしまった人」
になっていった経験もあります。

なので、みちるさんのおっしゃる、
「自分に合わせてどういうふうに取り入れていけばいいか、
どういう風に広げていけばいいかということを考えられるようにする。」
ということには、もうすごく納得です。

言葉の獲得そのもの問題、多読の普及の問題、うまくバランスが取れるといいのですが。。。

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登録日時: 2012年8月02日(木) 16:53

Re: ブログ「町の名前を一つ」から・・・ 「語数より冊数?」

投稿記事by MIKI » 2013年1月14日(月) 15:57

みなさん、こんにちは。

Facebookのコメントでも書いたのですが、酒井先生の「語数より冊数」というお考えについて、
今でこそ、私も先生のおっしゃる意味がわかるし、ほんとにその通り!だと思うものの・・・
やはり、スローガンが 「めざせ100万語!」ではなくて 「めざせ1000冊!」だったら、
わたしは多読をはじめなかったかもしれないなあと思うのです。

理由は・・・「冊数」は、なんとなく古臭い。
「学校の宿題」の香りがする。”夏(冬)休み中に、本を〇〇冊読みましょう”みたいな。
その点、「語数」というのは、新しい感じがしました。「1000000」という響きも楽しかった(^^)

それから、みなさんも書いていらっしゃる通り、コストの問題も大きかったですね。
最初はSEGでGRのセットを購入していたのですが、たしか、1Aから5Aまで買って6?7万円。
1A?5Aまで全部読むと、語数は、大体95万語弱くらいになります。
これに、いくつかのセットをプラスして100万語読んだとしても、かかる費用は8万円くらい。
そのくらいで洋書がするする読めるのようになるのなら、英会話教材にお金を払うより安い!
と計算しました。
でも、ORTやLLL、ICRなど、1冊500円として計算しても、1000冊購入したとしたら、50万円。
結果的には、はまりにはまって、50万円どころか、もっと沢山お金使ってしまったのですが(>_<)、
最初の時点で、50万円かかると思ったら、とてもじゃないけど手が出なかったと思います。

ところで、先生が使われている「やさしい絵本」という言葉なのですが、偶然、
友人のブログ(http://pub.ne.jp/DReaM2007/?daily_id=20100814
からのリンクで、2009年のブログ記事を発見しました。
「やさしい絵本」は、本だけを意味しているのではなかったのですね!

「やさしいことばはどこにある」
http://tadoku.org/sakai-note/archives/2009/10/12_2323.html
----------------------------------------------------------------------------------------
わたしのいうやさしい本というのはいわゆる児童書のことではないのです・・・
わたしのいう「やさしい」には、 絵 が必要なのです。(映像でもいい・・・)
    (いま思いついた定義ですが)
児童書の絵はせいぜい挿絵くらいなわけで、それではわたしのいう「やさしい本」
には入らないような気がします。
絵本ですね、やはりなんといっても、絵本!
それから、映画もいいですね、絵本と並びますね。
そしてテレビドラマ、ドキュメンタリー、映像付きのニュースもよいです。
それから、もちろん manga!
とくれば、日常的に英語を使う場もよいですね、やさしいことばの吸収には!
とくにそれが給料に関係したりすると、「やさしくてむずかしいことば」が
どんどん吸収されるはず? 皮肉なものです・・・

これを要するに、
  やさしくてむずかしいことば が ふんだんに 、 文の形で
出てくるものをこの際、この話題に適した「やさしい本」とおなじ働きを期待できる
ものということにしましょう。
----------------------------------------------------------------------------------------

つまり、こども向け、大人向けにかかわらず、映像つきの素材はすべて、
「やさしい本」(と同じ働きを期待できるもの)ということなんですね。

ところでomayuさん、
omayu338 さんが書きました:MIKIさんすみません、勝手に引用させて頂きました。 :redface:

どうぞどうぞ?。引用してくださってありがとうございます!

MIKI

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MIKI
 
記事: 314
登録日時: 2012年6月24日(日) 20:49
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