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子供と多読について

投稿記事Posted: 2012年1月30日(月) 15:12
by スクワラン
皆さんこんにちは。

子供と多読をしよう!と読み聞かせを始めて1ヶ月になります。
私自身は、多読によってYL4?6の本を楽しく読めるようになっています。

子供たちは、小4男、小1男 4歳女 の3人です。

主なターゲットは小4男。まだ反抗期ではありません。
英語に興味はないけど、「お母さんはハリーポッターを英語で読んだ」とちょびっと尊敬してくれています。
中学生になると単語もいくつか習って、ゼロからよりももっと多読が始めやすいなと思うのですが
中学男児が母親の言うことを素直に聞くとも思えず、やっぱり今だ!と思ったのです。

小1男は年長のとき保育園で週1回英語の時間があり、なんとな?く英語は好きな様子。
英語は特に身についてはいませんでしたが。。

4歳女の子は、日本語もまだまだなので論外ですが一緒に聞いています。


もともと夜は、全員1人一冊ずつ日本語の本の読み聞かせをしており
そのついでに、英語の本を1?3冊混ぜることにしました。
小4でもまだ読み聞かせをしているので英語の本の読み聞かせも
すんなりと馴染めたようです。
英語の素地はないので、ORTのYL0.0から読み聞かせています。
そのまま、ORTを軸に他のシリーズも買って読んでいます。
今はYL0.2?0.4あたりの本ばかりです。
YL0.5くらいだと、絵を見るだけではストーリーの推測は難しく、ちょっとムリかな?と思ったからです。

他のシリーズは
Sight word readers
Cambridge Storybooks
ORT snapdragons
ORT project X
Berentrain bear  少し
などです。

皆、やっぱりORTのKipperが大好き。
他の本だと、小4あたりは「オレ、これはいい(読まなくていい)」といいますが
下の2人に読み始めると、見ています。
Kipperだと、「先に読まないでー!」と急いでやってきて、ワクワクしています。
どんな本でもだいたい3人とも本をみながらにぎやかにあーだこーだといい始めます。
うるさすぎて私の英語は耳にはいっとるんかい!!という感じです。
でもたまに私の英語を自然とリピートすることもあるので不思議です。
「これ日本語でなんていうの?」と聞かれると「○○だよ」とあっさり教えています。
「考えてごらん」と言うより、ウチの子達には良いと思ったからです。

こんな感じで読み聞かせは思った以上に上手く導入できています。

でも以下の2つの疑問がわいてきました。

ひとつは、CDも聞いたほうがいいんだよなあ、と思いつつ
寝ながらの読み聞かせに、CDプレーヤーの操作をするのは私が面倒でまだやっていません。
それに、絵をみながらあーだこーだ言うヒマがなくなってしまうのでは。。
私の下手な発音でも全く読まないよりはマシかなあと。


もうひとつは、一人読みに移行するのかという疑問。
その子の性格も大いに関係するでしょうし、
うちは日本語の本でさえ、今だ一人読みしていません。
ゲームの攻略本は読み聞かせを拒否したので自分で読んでいますが・・・
小4は「おれ、本大好き」といいますが、実際結構古典的な物語を読みますが
すべて読み聞かせです。
そして本を読むのは夜寝る前だけ。起きている時間はTVとかゲームとか悪ふざけとか。

今のままだと、ORTのKipperシリーズを読めるところまで読んだら
「あー、Kipper面白かったー」で終わってしまいそう。
いや、それでいいんだよ と思われる方もいると思いますが。
できれば中学入学までには少しは効果を期待したいところです。邪心ですかねえ。


再読もしたいのですが、一度読んだものをまた見てくれるかなあ。
子供って同じ本を何度も何度も読みますので、上手く再読できればいいなあと思っています。


あと、よい多読教室が近くにあれば通ってもいいかなと思っています。
楽しみながらCD聞く時間があったり、教室内で一人読みの時間があったり。
ウチでそれらをやらせると、お勉強の雰囲気になってしまいそうです。

SSSのHPの「ブッククラブ・多読教室」をみても近くにはなかったので
やっぱりないのでしょうか。
酒井先生のいらっしゃる電気通信大学も、SEG新宿も1時間以上かかるし・・・
横浜も少し遠いですし。

私の取り組みもまだ1ヶ月ですので、
試行錯誤しながらやってみようと思っています。
皆様の感想やアドバイスなどありましたらお聞かせください。

Re: 子供と多読について

投稿記事Posted: 2012年1月31日(火) 02:04
by さかい@tadoku.org
楽しそうな親子4人の読み聞かせ風景! いいなあ!!

で、できる限りお答えします。
でも以下の2つの疑問がわいてきました。

ひとつは、CDも聞いたほうがいいんだよなあ、と思いつつ
寝ながらの読み聞かせに、CDプレーヤーの操作をするのは私が面倒でまだやっていません。
それに、絵をみながらあーだこーだ言うヒマがなくなってしまうのでは。。
私の下手な発音でも全く読まないよりはマシかなあと。

その通りです。絵を見ながらあーだこーだが楽しいわけなので、
ほとんど絶対!と言っていいくらい読み聞かせがいいと思います。
どんなに下手な発音でも、子どもたちにはわかりゃしません。
それに、下に書くように、読み聞かせを聞いてもらえるのはそう長いことではない・・・

そのうち子どもたちはスクワランさんのいない時にも
Kipperたちのお話しを楽しみたいと思うかもしれませんね。
その時にCDがあれば自分たちでCDを聞きながら「聞き読み」をするでしょうね。
そしてCDの朗読に慣れてくると、いつか「おかあさんの英語、変!」と言い出して、
英語の読み聞かせは聞いてくれなくなります・・・ (よくある場合では)
もうひとつは、一人読みに移行するのかという疑問。
その子の性格も大いに関係するでしょうし、
うちは日本語の本でさえ、今だ一人読みしていません。
ゲームの攻略本は読み聞かせを拒否したので自分で読んでいますが・・・
小4は「おれ、本大好き」といいますが、実際結構古典的な物語を読みますが
すべて読み聞かせです。
そして本を読むのは夜寝る前だけ。起きている時間はTVとかゲームとか悪ふざけとか。

いいんですよ。わたしがいつも言うことですが、そのうち読み聞かせは日本語でも
いやだと言い出します。それまでは延々と至福の時間を楽しんでください。
子どもは否応なく大きくなっていきます。自分の読書はいつか機が熟せばはじめます、
日本語でも英語でも。(それまでは何年もかかるのが普通です。まだまだ1ヶ月では
読み聞かせする親の方も、ひよっこ!)
自力読みの時期はむしろ遅い方が親は楽しみが長い・・・
今のままだと、ORTのKipperシリーズを読めるところまで読んだら
「あー、Kipper面白かったー」で終わってしまいそう。
いや、それでいいんだよ と思われる方もいると思いますが。
できれば中学入学までには少しは効果を期待したいところです。邪心ですかねえ。

いや、それを邪心とは言えないと思いますよ。(問題は邪心をうまく隠せるかどうか・・・)
大丈夫です。ほかにもおもしろい本はいくらでもあります。(お金がかかりますが)
そういうおもしろい本を、まずはスクワランさんが「こっそり」楽しそうに読んでください。
できれば子どもたちに隠れて・・・ そのうちその姿を見つけて興味を示して、
きっと子どもたちも虜になります。
再読もしたいのですが、一度読んだものをまた見てくれるかなあ。
子供って同じ本を何度も何度も読みますので、上手く再読できればいいなあと思っています。

子どもはたいてい「これでもか!」っていうくらい再読すると思います。
再読しない本は読む意味がないと言えるくらい。
あと、よい多読教室が近くにあれば通ってもいいかなと思っています。
楽しみながらCD聞く時間があったり、教室内で一人読みの時間があったり。
ウチでそれらをやらせると、お勉強の雰囲気になってしまいそうです。

スクワランさん、鋭い! そうなんです。だから児童多読教室は大事なんです。
SSのHPの「ブッククラブ・多読教室」をみても近くにはなかったので
やっぱりないのでしょうか。
酒井先生のいらっしゃる電気通信大学も、SEG新宿も1時間以上かかるし・・・
横浜も少し遠いですし。

横浜が少し遠いとすると、お住まいはどこでしょう?
info あとまく tadoku.org にメールでお住まいのある地域を知らせて下さい。
近くの教室をご紹介できるかもしれません。

  (多読村wikiに、多読教室のリストを保存したいと思っていますが、
   なかなか人手が足りません。どなたか、手伝ってくれませんか!?
   日本中の教室のリストを作って、スクワランさんのようなご希望に
   応えたいのです。)

さて、あとはみなさんの返信を待ちます。よろしくお願いします!

  (twitterでスクワランさんの投稿をtweetしたのです!)

スクワランさん、また様子を知らせて下さい。なんといってもまだ1ヶ月だから・・・

ではね、親子で Happy reading!!!! :applause:

Re: 子供と多読について

投稿記事Posted: 2012年1月31日(火) 12:08
by horimama
スクワランさん、はじめまして♪ horimamaと申します。

我が家にも、小6男子がいて、彼の場合が参考になるかな?と思って出てきました。
*ちなみに上に中3の双子の姉がいて、彼女たちは、それぞれ独自の方法でTADOKUを楽しんでします。

家の長男も「ぼく読書大好き」と豪語していますが、去年までは、図鑑やゲームやDVDばかりの子でした。
ゲームの攻略本や図鑑は大好きでしたが。。 :sweatdrop:

そんな彼が、“物語の本大好き”に至ったルートは2つ。

?まず、姉が持っていたTVのアニメの原作を読み始めたことから。
漫画から、その小説版になり、他の本へ。

?映画から、原作へ。
彼は、ハリー・ポッターが大好きで、DVDを何度も観、そこから原作の本にたどり着きました。

日本語の本から、英語の本へは、正直まだ準備段階です。

準備としては、私自身が多読を楽しみつつ、将来子供が読むかもな? という本を買い集めたりしてました。
それとスクワランさんのように、小さい頃は、時々、読み聞かせの本に英語の絵本を混ぜてました。
少し大きくなってきてからは、私がお姉ちゃんたちに英語の絵本を読み聞かせていても、彼は興味を示さず、他のことをしていたのですが、ほうっておきました。
一応、学校でALTさんが来ての英語の授業は楽しんでいる様子だし、ま、いっか、という感じで。


ところが、来年から中学で本格的に英語が始まることもあり、急に最近、英語の多読に興味を出し始めました。

実は、1年くらい前にDVDで借りた映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』がえらくツボにはまったらしく、またそこから原作(日本語)へ。。。
ちょうど図書館に全巻そろっていたので、借りて全部読んでしまいました。
で、パーシー・シリーズは続編が始まってるのですが、そちらも面白かったらしく、夢中で読んでました。
ところが、この続編はまだ連載中。。。“先が気になるのに、読めない!”と言っている彼の前で、
その最新作を(といっても、とりあえずサンプルですが)私が楽しそうに読んでみせたわけです。もちろん、内容はヒミツでw
そうしたら、俄然やる気がでたらしく、「受験終わったら英語やる!!」と息巻いてます :grin:
やっぱり「子供の興味を刺激する」これが一番かなぁ。。と思いますね。

同じクラスの子が読んでいたこともあり、Rick Riordanさんの他の作品にも興味が出たようで、、私が電通大からThe 39 Cluesを借りてきて見せびらかしたところ、さっそく学校の図書館から日本語の方を借りてきてました :whistle:



……そんな感じで、(英語多読はまだだけど)本好きになった男の子の例として、ご参考までに :book:

我が家も、来週あたりから始めるので、また追々報告しますね!


それと、現在読んでいる読み聞かせに関する本に、色々参考になることが書いてあるのでご紹介します。



では!

Re: 子供と多読について

投稿記事Posted: 2012年1月31日(火) 12:49
by katakuri
スクワランさん、はじめまして、こんにちは。
katakuriと申します。

お子さんと絵本を楽しまれている様子、とても微笑ましく読ませていただきました。
私も日本語の絵本ですが、長男が小学校5年生まで続けました。
本当に楽しい思い出です。
今でも2人の息子は読んだ絵本を大切にしていて、自分の子どもに読んでやりたいなんて嬉しい事を言ってくれてます。
ちなみに息子たちはもう社会人ですが。


主なターゲットは小4男。まだ反抗期ではありません。
英語に興味はないけど、「お母さんはハリーポッターを英語で読んだ」とちょびっと尊敬してくれています。
中学生になると単語もいくつか習って、ゼロからよりももっと多読が始めやすいなと思うのですが
中学男児が母親の言うことを素直に聞くとも思えず、やっぱり今だ!と思ったのです。


ターゲットを小4のお子さんではなく、小1のお子さんに合わせた方がいいんでは〜とちょっと思いました。
特に英語の絵本は超が付くほど簡単な絵本でも楽しんでくれると思いますので、小さいお子さんに読むような本をたくさん読む方が結果的にはいい事がありそうです。
日本語の読み聞かせでも私は息子たちに自分の好きな本を選ばせていましたがいつも2人一緒に聞いてました。長男が5年生になったころは恥ずかしいのか少し離れかけましたが、下の息子に読んでやってると、2段ベッドの上の段で長男はしっかり聞き耳をたててきいていて、「え、それから?」なんて声をかけてました。ついには上から降りて来て一緒に聞くというパターンでした。


皆、やっぱりORTのKipperが大好き。
他の本だと、小4あたりは「オレ、これはいい(読まなくていい)」といいますが
下の2人に読み始めると、見ています。
Kipperだと、「先に読まないでー!」と急いでやってきて、ワクワクしています。
どんな本でもだいたい3人とも本をみながらにぎやかにあーだこーだといい始めます。
うるさすぎて私の英語は耳にはいっとるんかい!!という感じです。
でもたまに私の英語を自然とリピートすることもあるので不思議です。
「これ日本語でなんていうの?」と聞かれると「○○だよ」とあっさり教えています。
「考えてごらん」と言うより、ウチの子達には良いと思ったからです。

こんな感じで読み聞かせは思った以上に上手く導入できています。


とってもいい感じですね。
わけわかんない、と思われるよりは私も教えちゃってもいいと思います。
日本語を覚えたのだって、小さい時、「これ何?」の連発でしたものね。


でも以下の2つの疑問がわいてきました。

ひとつは、CDも聞いたほうがいいんだよなあ、と思いつつ
寝ながらの読み聞かせに、CDプレーヤーの操作をするのは私が面倒でまだやっていません。
それに、絵をみながらあーだこーだ言うヒマがなくなってしまうのでは。。
私の下手な発音でも全く読まないよりはマシかなあと。


絶対お母さんの声の方がいいと思います。
途中でとまったり、感想を言ったりするのが楽しいのですから。


もうひとつは、一人読みに移行するのかという疑問。
その子の性格も大いに関係するでしょうし、
うちは日本語の本でさえ、今だ一人読みしていません。
ゲームの攻略本は読み聞かせを拒否したので自分で読んでいますが・・・
小4は「おれ、本大好き」といいますが、実際結構古典的な物語を読みますが
すべて読み聞かせです。
そして本を読むのは夜寝る前だけ。起きている時間はTVとかゲームとか悪ふざけとか。

今のままだと、ORTのKipperシリーズを読めるところまで読んだら
「あー、Kipper面白かったー」で終わってしまいそう。
いや、それでいいんだよ と思われる方もいると思いますが。
できれば中学入学までには少しは効果を期待したいところです。邪心ですかねえ。


読み聞かせって、幸せな時間を出来るだけ長く持ち続ける最高の時間だと思います。
飽きるほど、読み聞かせの時を持ってもいいんではないでしょうか。
ある人突然1人で読む始める時が来ます。
無理矢理もう一人で読めって言ったらきっと読まないと思います。

英語教室とか行かなくてもこんな風に読んでいたら十分だと思います。
うらやましいです。
私も息子たちに少しは英語の絵本を読んでやれば良かったと思います。
その当時はKipperの本の存在する知らなかったですからね。

いっぱい楽しんでくださいね。