1 受講生の方から紹介いただいたネットサイトです。
I Love 2 Read 4 You
すばらしいです。今のネイティブスピーカーの子供たちに人気のある(とブリテッシュスクールの図書館司書の先生から伺ったような)本がずらずらずら!と並んでいます。とてもきれいなアメリカンイングリッシュで、本をめくりながらread aloudしてくれます。スマホやタブロイドを携帯している方などは、ぜひ移動中等の隙間時間に。
2 この3ヶ月、少々意識してTADOKUをしてきましたが、とにかく英語に触れることですね。勢いというものも肝要。個々の単語やましてや音節(シラブル)にこだわらず、意味チャンクを音の固まりとしてとらえて読み進める(観-すすめる、流しっぱなしリスニング・シャドウイング-すすめる、フリーライティングなど-すすめる)ことです。
ところで、土曜日にお会いしたときに酒井先生が、決まり文句(だけ)で話す!ということをおっしゃっていましたが、 究極の会話論ですね。そういう観点で、多読している本(に出てくる会話の部分)も読んでみるとまたおもしろいかも。ちなみに、私が今読んでいるナルニア物語の中の会話は、少々時代がかっているので、21世紀の英会話にはあまり使えません…(笑)。
3 ところで、タドキストの中にはシャドウイング・トラウマをもっている方がけっこうおられるように感じます。シャドウイングって、普通はしなくてもいいんじゃないでしょうか。
剣道にも(ボクシングもそうですね)影打ちといって、シャドウイング稽古法があります。独りで、誰もいない空間で、相手を想定してキエー!カー!そりゃー!メーン!!うりゃー!コテ!!などとやるわけです…。私もやったことはありますが、かなり…ですよ。効果的な稽古法でないわけはないですが、だからといって誰もがことさらにやらなくてもいいんじゃないでしょうか。他にもいろいろ稽古のやり方はあるのですから。それに、影打ちが下手だったとしても、実際に剣道が下手とか弱いということはないわけで、英語シャドウイングも同様なのではないかと、私は思います。たとえばネイティブスピーカーが, educated or otherwise, good speakers or otherwise, 皆シャドウイングを上手にやれるとは到底思えません。もちろん、好きで効果を感じている方は、どんどんやるといいと思いますが。
シャドウイングに限らず、語学学習には、これをやればうまくいく、といったformulaというか特効薬のようなものは考えにくいように思います。もう一段抽象的なレベルで必要なものというのがあって、それをどう満たしていくかは、ケースバイケースという感じでしょうか。
実は剣道も多少できる
イワノフ